メスは本来、オスを選び放題

孔雀の羽根を広げる行為やタコがでかい吸盤を見せたがるように、あるいは大型動物が子殺しをしてまでメスと生殖行為に及ぼうとするように、セイブツ学見地から考察すれば、メスは本来、売り手市場、つまりオスを選び放題ということになります。

セイブツ学的には、メスが発情しない限りオスは生殖行為、つまり自分の遺伝子を残すことができないのです。

セミは地中に7年、地上に7日といい、わずか7日しか生きられないなんて可愛そう、などと自己中心的動物愛を平気で口にする人がいますが、じつは地上の7日間は自分の遺伝子を残すために必死で鳴き続けているわけで、セミにとっては地中の7年間の方がよっぽど平穏な日々なのです。

挙句、遺伝子を残せないまま亡骸となってしまうのはけっして珍しいことではありません。

男ならセミの気持ち、少しは理解できると思います。

閑話休題。

とにかく、セイブツ学的見地の人間のメス、つまり女性も例外ではなく、妊娠するまで(シャカイ学的見地では婚姻するまで)は、オスを選び放題、モテ放題なのです。

しかし、モテ放題のはずなのに、なぜか最近、女性から男性を探さなければならない状態になりつつあります。

これは由々しき問題、ですね。

関連記事(一部広告含む):