うなぎと梅干しの食べ合わせ迷信の真実

Q:うなぎと梅干しは一緒に食べてはいけない、これ迷信?

食べ合わせは古くからいろいろと伝えられていますが、その中には明らかに迷信も含まれています。

うなぎと梅干しの食べ合わせ、正解は迷信です。

一緒に食べても何の問題もありません。

梅干しに多く含まれるクエン酸とうなぎに含まれるビタミンB1はともに疲労回復に効果を持っており、また梅干しは胃酸の分泌を促すのでうなぎの脂肪分を溶かし、消化を助けてくれます。

つまり、うなぎと梅干しを一緒に食べれば食欲増進につながり、食後も消化不良や胃もたれにならないため、夏の食べ合わせとしては最高のマッチングなのです。

それではなぜ、迷信が生まれたのでしょうか?

うなぎが高価なのは今も昔も同じ(昔に比べるとはるかに高くなっていますが)。

庶民はうなぎに手が届かない時はどじょうを食べていたくらいですから(今や食用どじょうも輸入に頼り、どじょう料理は高価になってしまいました)。

つまり最高のマッチングなので、梅干しと一緒にうなぎを食べるとバクバクと量が進む上、さらに食後も爽快なのでまた食べたくなってしまう、つまりうなぎを沢山食べさせないために迷信が生まれたのではないか、と推測されています。

確かに今、梅干しと一緒に食べてうなぎ追加されたら食費、いくらになるか想像すると怖いですね。

この迷信、そのまま残しておいた方がいいかも。

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