厄年は数え年で計算する

春風亭昇太師匠が入門したのは23歳だから厄年ではないでしょ?という疑問をお持ちの人に回答しましょう。

厄年は満年齢で数えるのではなく、女性の子宮内にいる時から計算する数え年になります。

したがって出産と同時に1歳となり、新年を迎えると2歳。

12月31日に生まれた赤ちゃんでも翌年の1月1日、つまり2日しか経っていなくても数え歳は2歳になるわけですね。

自分の年齢を言う時「今年の誕生日を迎えると◯◯歳です」という表現を使いますが、これに1歳足した歳が数え年の計算方法と覚えておけばいいでしょう。

また満年齢に対しては誕生日前日の午後12時までは+2歳、誕生日以後は+1歳という考え方でも計算できます。

数え年が用いられている理由はいくつかあり、そのひとつが0という観念。

0とはなにもない状態を表す数値という概念があるため、年齢の起点とするのはおかしいという考え方ですね。

満年齢に関しても生まれた瞬間は0歳であっても、正確には生後1日目と計算され、0日目という数え方はしませんし、現在の妊娠経過計算は妊娠0ヶ月は存在せず、妊娠1ヶ月目から計算されます。

また元日に年齢を1歳足すのは誰でも計算がしやすい、という理由があります。

この計算方法で自分の厄年を判断してくださいね。

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