ゴジラに壊されるジンクス

ゴジラは 日本を代表する映画です。

核兵器の影響で産まれた怪獣ゴジラが、人間たちと対決する、という物語です。

ゴジラvs人類やゴジラvs他の怪獣など、50年間の間に28作もの映画が作られました。

映画の中で、ゴジラは海からやってきて、街を破壊します。

第一作で、ゴジラは銀座に現れました。

そしてデパートの松坂屋と、和光ビルの時計台を破壊したのです。

『縁起でもない』とこれに激怒した和光ビルの関係者が、制作会社である東宝にクレームを入れ、それ以来、東宝に撮影許可を下ろさなかった、というエピソードも残っています。

しかし、その映画で本当にゴジラに破壊されていないかと、確認する人が多く訪れたのだそうです。

その効果で逆に商売繁盛に繋がり、『ゴジラに破壊されると業績が上がる』というジンクスが生まれたのです。

ゴジラはその後、日本各地の様々な名所を破壊しました。

昔からの名所や、その時代を象徴する場所など、実在する街を次々と破壊してきたのです。

東京タワーや大阪城、札幌のテレビ塔などがゴジラの被害にあいました。

しかし、そのジンクスから歓迎されることは多く、『うちのビルを壊してくれ』と逆にオファーが来たこともあるほどです。

現在、ゴジラは休止中で新作は作られていません。

新しく作られるとしたら、今度はスカイツリー辺りに現れるでしょうか。

このような不景気の中、ゴジラを待っている会社も多くありそうですよね。

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