「占いの話」カテゴリーアーカイブ

明晰夢を意図的に見る方法を開発

明晰夢とは睡眠中に見る夢の中で「これは夢である」と自覚できる夢のことです。

一般的に夢は明確なストーリーであっても不条理な断片映像であっても、それを夢と自覚することはできませんが、明晰夢に限っては自分が第三者的になって、夢の状況そのものを変化させ、自分に都合の良いストーリーに書き換えることも可能と言われています。

これまで明晰夢の存在は被験者測定でしか判別できませんでしたが、2014年、ドイツのヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学のウルズラ・ボス氏を中心とした研究チームが意図的に明晰夢を見られるようにする実験に成功しました。 続きを読む 明晰夢を意図的に見る方法を開発

個人差が激しい夢の検証

夢は頻繁に見る人と、極端に言えばまったく見ない人がいます。

夢に関する知識では、「まったく見ていない人でも寝ている間に必ず夢を見ていて、それを忘れているだけだ」などと言う場合もありますが、たとえ夢を見ていても本人がまったく覚えていなければ、それを夢と呼ぶことには無理があるでしょう。

単なる脳活動の一端でしかありません。

また夢を見た、という人でも鮮明に覚えている時もあれば断片的な時もあるし、輪郭がはっきりしなかったり意味がまったく分からなかったり、とさまざまで、さらに見た夢の映像を繰り返そうと思ってもその通りにならず、言葉にすると違った表現になる、あるいは覚醒した途端に夢を誇大化させてしまっても気がつかない、などのケースもあります。 続きを読む 個人差が激しい夢の検証

これらの予知夢は存在する

本コラム前半部分で予知夢はない、と説明しました。

確かに大惨事が起きる、宝くじの当たり番号が分かった、などの予知夢は存在しないし、仮に夢の内容が相当しても、それは偶然でしかありません。

しかし、前述したように夢の内容は個人差が大きく、被験者観測が重要なポイントとなります。

つまり自分自身が夢のことをもっとも理解していることになりますね。

自分自身に関して、あるいは自分が常日頃、見ている光景や相対している人物に関してのみ、予知夢が成立することがあります。

五感から収集される情報量は膨大です。 続きを読む これらの予知夢は存在する

違和感は予知夢の重要な情報

妻がダイエットに励んで2kgも痩せたのに旦那はまったく気がつかなくて妻が落胆する、というようなケースはよく見かけることです。

しかし久しぶりに会った友人であれば、2kgの変化に気がつくこともよくあるケースでしょう。

日常的な情報は毎日、同じものを見るほど変化に気がつかないものですが、これは脳が情報を分別しているからです。

旦那は妻がちょっと痩せていることに違和感を覚えながらも、その情報を無意識に分別しているわけですね。

その違和感が重要な情報であるほど、無意識に収納されてもメッセージとして夢に登場することがあります。 続きを読む 違和感は予知夢の重要な情報

役立つ夢を見るなら自分を徹底して追い込むこと

では、冒頭でご紹介した夢が現実の世界へ恩恵を与える実例から、それを実践できる方法を説明しましょう。

実例では、ミシンを作るために、あるいは小説を書くために一生懸命、考えます。

考えるというのは想像に対するアプローチの記憶ですね。

試行錯誤は、いわばダメな手段の記録でもあります。

失敗する方法を消去していくことにより、確実な成功が見つかるわけですが、顕在している意識は失敗する方法が積み重なるほど精神的なダメージが大きくなり、次のステップへ進む足が重くなります。 続きを読む 役立つ夢を見るなら自分を徹底して追い込むこと

夢が持つメッセージを逃さずに現実世界で活用する

夢は、生半可な知識で人に判断されたり、あるいは人や物を判断するのは大変、危険です。

しかし自分自身のためであれば、正しい知識の元に有効活用ができるでしょう。

ユングが夢解釈を行う際、対象者とのコミュニケーションを重要視したのは夢の情報を共有化し、対象者の夢を疑似体験することで問題点を見出そうとしたからです。

夢の研究では被験者測定が重要なように、夢の内容は本人がもっとも良く知っています。

その夢を自己分析することによって、自分の置かれている現状を理解でき、時には成功へ導くカギが存在することもあります。 続きを読む 夢が持つメッセージを逃さずに現実世界で活用する

瞬間形成の夢

最後に「邯鄲の枕(かんたんのまくら)」の話をしましょう。

紀元前400年頃、中国は趙の国、盧生(ろせい)という若者は自分の平坦な人生に嫌気が差して一旗上げようと趙の都、邯鄲(かんたん)に旅立ちます。

邯鄲まであと少しという場所で盧生は食事処で一休み、目の前にいた呂翁(ろおう)という老人に都へ行く理由を聞かれ、わずかな田畑を延々と耕し続ける人生がイヤになったので、もっと波瀾万丈の人生を送るために都へ行く、と応えます。

それを聞いた呂翁、では願いが叶えられる枕を進ぜよう、とひとつの枕を盧生に与えました。 続きを読む 瞬間形成の夢

夢と時間の相関関係

「邯鄲の枕」は唐時代の作家、沈既済(しんきせい)の作品です。

粟は黄粱とも呼ばれるので粟粥が煮えるまでの時間という意味から「黄粱の一炊」や「一炊の夢」などという言葉も、栄枯盛衰の一瞬を表す同義語として使われています。

このように壮大で長時間に渡る物語を一瞬(粟粥ができるまで)で見る夢を瞬間形成説と呼んでおり、人生とまではいかなくても1ヶ月間、1週間といった単位の夢を見ることはよくあることです。

莊子が胡蝶になった夢でも、現在、自分が胡蝶で莊子になっている夢を見ているのだとしたら、その時間はとても長く、誰かが起こしてくれるか、死ぬまで続くわけですね。 続きを読む 夢と時間の相関関係

太陽の光を受けて姿を変える月の神秘

太陽と月。

どちらも天体で一際輝く恒星と衛星だけに、古来、この2つの星は自然に恵みを与えてくれると同時に神秘的で信仰の対象でもありました。

太陽は絶対的な存在、もはや神です。

インカ帝国では天の序列の1番目としてインティという名称で神格化、エジプト神話ではハヤブサの頭を持つもっとも重要な神であるラーとなり、日本では民族の総氏神、天照大御神となって崇められています。

一方の月。もちろん太陽と同じように信仰や神話の対象ではありますが、太陽ほどの絶対的力を感じさせません。 続きを読む 太陽の光を受けて姿を変える月の神秘

視覚サイズは同じに見える太陽と月

太陽の絶対的存在に比べると、月は神秘的で蠱惑的な雰囲気に満ちています。

信仰や神話の世界では太陽と対の存在となって登場、日本神話の月読尊(ツクヨミ)は天照大御神と同時に誕生、ギリシャ神話のアルテミスは太陽の神アポロンと双子ですし、旧約聖書の天地創造では4日目に神が空の中に2つの大いなる光、太陽と月を作り上げてそれぞれに昼と夜を司らせた、という記述があります。

実際のところ、地球は自転していて月は地球の回りを公転しており、地球は太陽の回りを公転しているので日中でも太陽の光に隠れているだけなのですが、地球からの太陽と月の視覚サイズはほぼ同じ。 続きを読む 視覚サイズは同じに見える太陽と月

約27日で地球を回る月の周期

月が地球を回る公転周期は約27日、月の自転周期も約27日なので、月はつねに同じ方向、つまり月の裏側は見せていません。

あんまり天文学的な方に寄ると難しくなっちゃうので、この辺はサラッと流しましょう。

なぜ月は形を変えるのかというと、形を変えているのではなく太陽の当たる光の部分が変わるので形が違って見えるようになるわけですね。

月の形が本当に変わっちゃったら大変ですから。

地球を回る月がちょうど太陽の光を月の裏側に受けると地球側の月の部分は影になってほとんど見えません。これが月齢初日、太陰暦や天文学的用語では朔(さく)とか新月とか言います。 続きを読む 約27日で地球を回る月の周期

月相と月齢の違い

月齢を朔・上弦・望・下弦の4つに分けて説明しましたが、ここで計算が合わないじゃないか、と思った人、頭いいです。

月の公転周期は正確に言うと27.3217日。

地球の自転は約23時間56分4秒。

どう計算しても時計位置の12の位置とは一致しませんよね。

じつは太陽の光が当たる部分、月の公転軌道が楕円であるために一定ではありません。

そこで月の公転軌道を360度に分け、朔を0度、上弦を90度、望を180度、下弦を270度として28の整数を当てはめました。 続きを読む 月相と月齢の違い