「血液型の性格と相性」カテゴリーアーカイブ

「血液型と気質」を試した組織とは?

エンターテイメントとしてのABO式血液型性格分類を確立したのが能見正比古氏で、その源流となったのは古川竹二氏の「血液型と気質」です。

医学界や教育界からも注目された学説ですが、残念ながら古川市の学説を追試すると統計的に例外が多くなり、残念ながら最終的には否定されてしまいます。

しかし古川氏の学説の影響は大きく、当時の大日本帝国陸軍、いわゆる日本陸軍は古川氏の学説の則れば優秀な兵士を組織できると考え、実際に兵士の血液型を採取して兵士としての資質を調査していました。 続きを読む 「血液型と気質」を試した組織とは?

ABO式血液型性格分類が学問的に認められなかったワケは?

ABO式血液型性格分類の源流である古川竹二氏、ABO式血液型性格分類をエンターテイメントに高めた能見正比古氏の両氏が学説として認められないのはなぜでしょうか?

ABO式血液型性格分類はサンプルとなる対象人物の血液型とその行動パターン、思考パターンを集約する統計学が元になっています。

統計学は経験的に得られた散乱するデータから応用数学を用いて性質や規則性または不規則性を見出す学問です。 続きを読む ABO式血液型性格分類が学問的に認められなかったワケは?

ABO式血液型性格分類における確証バイアスとは?

バイアスとは主に統計学で用いられる用語で偏りの意味を持ちます。

ABO式血液型性格分類をエンターテイメントに高めた能見氏のデータは確かに膨大な量ですが、そのサンプルは能見氏が個別に抽出したものや講演会に集まった人たち、さらに読者の返信アンケートというように、最初から能見氏が求める答えを持つ母集団であったことから統計学上の公正で評価可能なデータにならず、偏り、つまりバイアスが生じているというのが統計学として認められていない理由です。 続きを読む ABO式血液型性格分類における確証バイアスとは?

確証バイアスの実験結果は?

では、確証バイアス実験の続きをしましょう。

表に3と8、裏面に赤色と茶色の4枚のカードを用意し、「偶数が表に書かれたカードの裏側は赤色である」という仮説を証明してください。

多くの人は「8」または「8と赤色」のカードをひっくり返すはずです。

しかしこれでは3の裏側の色が「赤色ではない」こと、「茶色の表側が偶数ではない」ということを立証していません。 続きを読む 確証バイアスの実験結果は?

ABO式血液型性格分類が当たるわけは?

ABO式血液型性格分類を支持する人の多くは、それぞれの血液型に提示された性格を確証バイアス、つまり反証を無意識に集めず支持する情報ばかりを集めたことによって信じる力が高まっています。

しかし支持する情報が明らかに異なっていれば意識的に反証情報を集めることができます。

ところがABO式血液型性格分類を支持する人は「だって当たってるんだもん!」と言うのが常套句。 続きを読む ABO式血液型性格分類が当たるわけは?

バーナム効果が成功する状況とは?

誰にでも当てはまるような曖昧で一般的な性格を表す記述を自分だけが当てはまっていると性格だと捉える心理的現象、バーナム効果は誰が行っても結果に導けるというものではありません。

またどのような記述でも成功するというわけでもありません。記述を行う、あるいは伝える人が権威的であることが求められます。

たとえば彼氏や夫が性格分類をしても聞く耳を持たない女性は多数いますが、その性格分類を心理学者や有名な占い師が言うと自分にぴったり当てはまると思い込む女性もやはり多数います。 続きを読む バーナム効果が成功する状況とは?

なぜABO式血液型は4パターンに分類されるの?

ABO式血液型は、その発見から確定まで長い期間がかかっています。

それだけ血液型は複雑であると覚えておいてください。

血液型の歴史を書くとそれだけで終わってしまいますから。

4タイプの血液型を決めるのは赤血球の表面にあるA/B抗原です。

表面にA抗原があればA型、B抗原があればB型、両方あればAB型、両方ともなければO型になります。 続きを読む なぜABO式血液型は4パターンに分類されるの?