甲午(きのえうま)生まれの人の性格

甲午は、木性の陽干である「甲(きのえ)」と、夏の十二支「午(うま)」が一つになって成立している干支です。

干支(生まれた日)の算出法

干支番号は31番、「午」は大きな炎の質、太陽の質を表します。

そして、「甲」は大きな木を表します。

甲午生まれの人のイメージは、真夏に生い茂る樹木、大木のようなイメージです。

自分の気持ちとは裏腹に、人助けの運を持った人です。

真夏の樹木が勢いよく枝葉を伸ばしていくような純粋さと、他人を疑わない透明な心の持ち主。

また、人の目を引く、一種の色気も持ち合わせています。

至ってオシャレで、独特の個性がファッションなどに表れます。

派手な外見のせいか愛情深い一面には気づかれにくいのですが、甲午の人のふとした一言の中にちょっとした心配りを感じることが出来て初めて、この人の温かみに気がつく―――そんなことが多いはずです。

そうした人徳のおかげで様々な人から好かれますが、甲午の人は、実はいつもどこか孤独です。

というのも、夏の大きな樹木は、人々を暑さから救うことは出来ても、逆にその人々が樹木に対してお返し出来るということは少ないからです。

ですので、甲午の人はいつのときも、自力で養分や水分を取り入れて成長していきます。

精神性が強くなる生き方になりやすく、その方が本人の人生にも大いに役立っていきます。

一見、クールで派手なタイプに見えるのに、内面は情にもろく、可愛らしい性格をしている。

まさに、見た目と内面のギャップが激しい人であるといえるでしょう。

とにかく、付き合ってから初めてこの人のよさがわかります。

本来鋭い才覚を持つ人が多いのですが、それらに対して現実的な欲望で動いてしまうと、実はあまり良くありません。

金銭的面などの欲望を抑えて、自分の心の声に正直に、人の役に立つということを主軸にして行動を起こしていくと、徐々に運勢が開けてきます。

関連記事(一部広告含む):