天将星(てんしょうせい)の運勢と特徴

天将星(てんしょうせい)は、十二大従星(じゅうにだいじゅうせい)の中で一番ハイパワーな星です。

算命学の星の算出法

まさに「トップの星」であり、「天下取りの星」です。

天南星(てんなんほし)や天禄星(てんろくせい)でもかなわない、何事にも動じない度胸を持っています。

周囲が平和だとそれをかき乱してしまい、周囲が動乱であるともともとの力量を存分に発揮することが出来るという、中庸のない極端な運勢が特徴です。

天将星を持つ子供は、育て方が非常に重要なポイントとなります。

裕福で不自由のない家庭に天将星を持った子供が生まれたら、その子はちょっと厳しすぎるくらいの育て方をしたほうが良いです。

というのも、厳しい育て方というのは、体罰やいわれのないことで叱るということではありません。

このあたりの表現は難しいのですが、天将星を持つ人は若年期に苦労が大きいほどに、その後の運勢がよくなるという傾向があるのです。

力の強い星だけに、苦労を経験しないで社会に出ると、自分の欲に対して自制が利かない人間になってしまったり、堕落的な人間になってしまうこともあります。

苦労を知っている天将星の人は、人生の目標を定める力が既に養われているので、自分の欲望に飲み込まれてダメになってしまうようなことはありません。

そういう人が、新たな社会のトップへと上り詰めていくのです。

天将星の持つパワーは「12点」です。

以上、天南星、天禄星、天将星という力強い星の紹介をしましたが、これらの星を持つ人は身体的なムリがきく人が多いです(とはいえ、他の星との兼ね合いもありますので、いちがいに全てに当てはまるとはいえません)。

力の強い星を持っている場合、女性は特に、パートナーとなる男性の運勢が重要視されます。

力強い者同士ですと、力が均衡するので、ぶつかり合いも多くなる傾向がありますが、相手の力強さにつぶれてしまうということも減ります。

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