石門星(せきもんせい)は横社会の星

石門星という星は、社交性にかけては天下一品である星ですが、先輩や後輩など、縦社会の関係性を重要視することが実はそんなにありません。

算命学の星の算出法

石門星は、仲間を作って集団で活動していくことを好む星ですが、それはあくまでも横社会の関係、つまり、上司や部下などとは基本的に対等なものの考え方をしたいという気持ちを持っているのです。

ですので、縦社会の礼儀が必要以上に求められる状況に直面すると、いきなり反抗心をむき出しにすることもあります。

いずれにしても、生涯にわたり仲間を増やしていくことが石門星の使命のようなものですが、そうした過程で大切なのは、必要以上に馴れ合わないということです。

これは特に職業面で当てはまることですが、仲間として馴れ合いすぎると、どうしても身内感覚が強くなってしまいます。

石門星は、上下関係なく仲間を増やしていくことのできる星ですが、馴れ合いすぎてしまうと、気の合う仲間とそうでない仲間との差がくっきりと分かれてしまうようになります。

ですので、人とは基本的に一線をおき、仲間に頼りすぎないことで、そうした人間関係の偏りを回避することができるといえるでしょう。

また、そうしたラインを常に念頭に置いて活動することで、人に対する敬意が伝わりやすくなるのです。

本来、動乱の中で活躍することのできる石門星は、大抵において器用さをもつ星です。

本質を最大限に発揮するためにも、自分の中に宿る思いのバランスを保つことを常に心がけておきましょう。

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