これぞ男の心意気!アニメ名言集

『ドラえもん』名言集、そろそろ最後にしましょうね。

ドラえもんの物語の中で、強力な個性を放っている人物といえば、なんといってもジャイアン。

のび太を173回も殴っているのに(こういうことをきちんと調べている人もいるんですね)、のび太がジャイアンの歌を褒めると途端に「心の友よ!」と感情をストレートに表現するところが魅力のひとつですが、スネ夫の名言を借りれば「ばかはおだてやすいよ」という反面も持っている点が人間らしいところです。

のび太の宿敵、ジャイアンもコミックでは最終回まで、のび太をボコボコにしますが、長編になるとジャイアンの長所が表れてきます。 続きを読む これぞ男の心意気!アニメ名言集

力石徹の葬式を実際に行った『あしたのジョー』!アニメ名言集

『鉄腕アトム』の時代から現代まで続く『ドラえもん』の時代まで、それこそ数多のコミックとアニメが制作されてきましたが、その次代のエポックメイキングとなる作品はやはり数えるほどです。

ましてや社会現象になるほどの作品となるとほんの一握り。

そのひとつが『あしたのジョー』ですね。

漫画連載は昭和43年(1968年)から昭和48年(1973年)まで、アニメは昭和45年(1970年)から一時の中段を経て昭和56年(1981年)まで放映という、昭和真っ只中のコミックとアニメです。 続きを読む 力石徹の葬式を実際に行った『あしたのジョー』!アニメ名言集

ラストシーンは永遠に解き明かされることなく!アニメ名言集

昭和臭が濃厚な『あしたのジョー』は永遠のライバル、力石徹の死と矢吹丈の壮絶なラストシーンによって日本のコミック史に燦然と輝く作品として、その名を刻みました。

そのラストシーンは今なお、ストーリーの謎として語り継がれています。

矢吹丈は死んだのか?

この問いに作者のちばてつやは何も応えません。

原作者である高森朝雄(梶原一騎)はすでに亡くなっていますが、じつは『あしたのジョー』に関しては原作者よりも作画を担当したちばてつやの意思が強く反映しています。 続きを読む ラストシーンは永遠に解き明かされることなく!アニメ名言集

決めセリフならセーラームーン!アニメ名言集

「この桜吹雪に見覚えがないとは言わせねえぜ!」

この決めセリフはご存じ『遠山の金さん』ですね。

「やられたらやり返す!倍返しだ!それが私の流儀なので」

これは『遠山の金さん』に比べるとやや弱いのですが、最近TVドラマでは珍しく決めセリフを生み出した『半沢直樹』から。

決めセリフが流行語になるのはそれだけ視聴者がカタルシスを感じるからですね。

毎回、予定調和的な悪役が登場し、その悪役に対して主人公が鉄槌を喰らわすけれど、その前に(あるいは後に)必ず決めセリフがなくてはなりません。 続きを読む 決めセリフならセーラームーン!アニメ名言集

美少女戦隊戦士の先駆け的存在!アニメ名言集

セーラー服美少女戦士、月野うさぎことセーラームーンの、

「おいたをする子は許さない!月にかわって、お仕置きよ!」

この決めセリフに、一体、世の二次元キャラ大好き連中がどれほど「お願いだから俺にお仕置きをしてくれー!」と叫んだことでしょうか?

…ちょっと不謹慎ではありますが。

美少女の軍団が戦闘戦士となる物語は『美少女戦士セーラームーン』が最初らしく、また少女コミックジャンルのひとつ、魔法少女の先駆けでもあった、ということで、その意味でもエポックメイキングの作品であることは間違いありません。 続きを読む 美少女戦隊戦士の先駆け的存在!アニメ名言集

男の決めセリフはこれ!アニメ名言集

「月にかわって、お仕置きよ!」が少女コミックにおける最大の決めセリフであるならば、男子コミックの最大の決めセリフはなんといってもこれ。

「お前はもう、死んでいる」

ご存じ、『北斗の拳』でケンシロウが秘孔を突いた相手に言う決めセリフですね。

集英社の週刊少年ジャンプに掲載されていたのは昭和58年(1983年)から昭和63年(1988年)まで、昭和最後の大ヒット作品といってもいいでしょう。

舞台設定を見ても第三次世界大戦後の199X年となっており、まだまだ冷戦と核戦争の火種が残っていた時代であることが分かります。 続きを読む 男の決めセリフはこれ!アニメ名言集

奇声が名セリフになった瞬間!アニメ名言集

「お前はもう死んでいる」の決めセリフが有名な『北斗の拳』、これ以外にも名セリフを多く残しています。

たとえばケンシロウが経絡秘孔や破孔を突く際に発する気合、

「あたたたたたたたたたたたたたあ!」

とか、秘孔を突かれた相手が倒れる時の悲鳴、

「あべし!」など。

極めつけはなんといっても

「ひでぶ!」でしょう。 続きを読む 奇声が名セリフになった瞬間!アニメ名言集

ガンダムの名セリフはキャッチコピー向き!アニメ名言集

「こいつ、動くぞ!」

このセリフも有名ですね。

昭和54年(1979年)から昭和55年(1980年)にかけて、全43話放映された『機動戦士ガンダム』の中で、主人公のアムロ・レイが初めてモビルスーツに乗り込んだ時の一言です。

最近、ネットの記事見出しで明らかにガンダム系を拝借している文章が目立つようになりましたね。

例えば、動きが奇異な商品に対しては上記を捩って、 続きを読む ガンダムの名セリフはキャッチコピー向き!アニメ名言集

メディアミックスの可能性を具現化!アニメ名言集

「認めたくないものだな。若さゆえの過ちというものを」

これ、会社でミスった時の捨てセリフとして使っている人が多いそうです。

年配の上司だったら、かなりムカッとするはずですが。

『機動戦士ガンダム』で主人公地球連邦軍のアムロに立ちはだかる赤い彗星ことシャア・アズナブルの名セリフですね。

この『機動戦士ガンダム』、何がエポックだったか、というと、オリジナルのコミックを持たないアニメで、現在はバンダイナムコグループの傘下となっているサンライズが制作したことです。 続きを読む メディアミックスの可能性を具現化!アニメ名言集

隠れた名作『カウボーイビパップ』!アニメ名言集

「…肉の入ってねえ青椒肉絲は青椒肉絲とは言わねえんじゃないか?」

「…金が無い時は言うんだよ」

全編、こんな洒落た名セリフが登場するのは『機動戦士ガンダム』の製作会社、サンライズによる『カウボーイビバップ』です。

これまでの超メジャー、エポックメイキングからいきなり超マイナー作品に飛んだのは、あくまでもサンライズ続きってことでご容赦を。

一応、スポンサーであるバンダイの顔を立てて、プラモデルになりやすい宇宙船を登場させているSFもので、近未来、火星を舞台にした賞金稼ぎの物語に思われますが。 続きを読む 隠れた名作『カウボーイビパップ』!アニメ名言集

コアなファン層に支えられて!アニメ名言集

「いやあ、ブルースハープはいいねえ!」

「あんた、ジャズファンじゃなかったっけ?」

「バカ言え。俺はおふくろのミルク飲むにもワーブリング効かしてたもんさ」

「…そりゃ随分と気の効いたガキだな」

サンライズ制作の『カウボーイビバップ』第6話『悪魔を憐れむ歌』の冒頭で、主人公のスパイクと相棒のジェットの会話です。

ちなみにブルースハープはブルース専用のハーモニカのことで、ワーブリングとはブルースハープを小刻みに左右に動かし、音を震わせることですね。 続きを読む コアなファン層に支えられて!アニメ名言集

最後までハードボイルド!アニメ名言集

『カウボーイビパップ』の監督、渡辺信一郎は、「それまでやりたくてもやれなかったことを全部ぶちこんで作った」というほど、それまでのアニメの規格に当てはまらない大人の作品で、これを実写の映画で作ったら(しかも日本人の俳優だったら)さぞ滑りまくっていたことが予想され、その意味では本当の大人のアニメといえるでしょう。

もちろん、本当の大人の中には『商売優先』と考える人も多くいて、そういう人には真に目の上のタンコブ的存在のため、さっさと終わらせた方がいい、という結論が頭に浮かびます。

かくして、『カウボーイビパップ』は全26話を間引きして放映したのですが、最終話はなんとスポンサーに対する皮肉でまとめた内容を作ってしまうという前代未聞の事態が発生しました。 続きを読む 最後までハードボイルド!アニメ名言集

猫とツキと干支の性格

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