NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の時代に生きた戦国武将の名言を紹介してきました。
ここに上げた戦国武将は代表的な人物ばかりですが、これら以外にも名言を残した武将は数多くいるので興味を持った人は自分で調べてみてくださいね。
ところで、名だたる戦国武将は誰もが一代限り、親子に渡って繁栄したという例はほとんどありません。
これ、スポーツ選手とか役者など、本人の資質に関わる職業とよく似ています。
端的に言えば天才ですね。 続きを読む 天賦の才が百花繚乱だった戦国時代
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の時代に生きた戦国武将の名言を紹介してきました。
ここに上げた戦国武将は代表的な人物ばかりですが、これら以外にも名言を残した武将は数多くいるので興味を持った人は自分で調べてみてくださいね。
ところで、名だたる戦国武将は誰もが一代限り、親子に渡って繁栄したという例はほとんどありません。
これ、スポーツ選手とか役者など、本人の資質に関わる職業とよく似ています。
端的に言えば天才ですね。 続きを読む 天賦の才が百花繚乱だった戦国時代
日本のコミックとアニメが世界を席巻しているのはご存じの通り。
1960~1970年代辺りまではサブカルチャー扱いされていましたが、『鉄腕アトム』の日本最初のアニメ化が成功して以来、サブカルであろうと商業ベースになると踏んだ社会的潮流が『宇宙戦艦ヤマト』のアニメ劇場初公開辺りから。
もちろん、それ以前にもコミックのアニメ化はあったけれど、あくまでシリアスベースのコミックが、という視点ですね。
コミックとアニメの連動性を盛んに行い、その結果、今や世界中の映像文化の大きな担い手となっています。 続きを読む 昭和30年に『鉄腕アトム』が焚書されてから!アニメ名言集
「人間の数が減ったのだよ。ぐーんとな…。放射能と公害のためだ。もう人間はひとり立ちできんのだ…」
これは『鉄腕アトム』の最終回のひとつ、『アトムの最後』からの台詞です。
これを言ったのは主人公の男の両親で、じつはロボットだった、という話。
あんまりネタばらしをしちゃいけないんだけれど、簡単に言うとアトムが活躍しなくなってロボット博物館に収蔵されてから50年後という設定です。
試験管からいきなり赤ちゃんが生まれてくるというショッキングなオープニングで・・ 続きを読む 『鉄腕アトム』が示した未来の寓話!アニメ名言集
『鉄腕アトム』が生まれた時代、世界情勢は米ソ冷戦の真っ只中で、米ソは陸海を問わず原爆、水爆の実験を行って核武装を進めていました。
当時の子供たちは外で遊んでいる時に雨が降ると「放射能で髪が抜けちゃうわよ!」なんて親から言われて慌てて家の中に入ったものです。
たぶん、今の世界中の50歳代以上における当時の被曝量は半端ではないでしょう。
それはともかく、核戦争の危険性が低くなった(もちろん今でも可能性はありますが、むしろ戦争は局地戦に入っています)と思ったら、日本で原子力発電の脆弱性が露呈してしまいました(ちなみにアトムの原動力は原子力発電ではなく核融合です)。 続きを読む A.I.が人類を超える日!アニメ名言集
『鉄腕アトム』が描いた最終回はもはやSF、空想科学の世界ではなく現実味を帯びてきているのが今の我々の世界です。
A.I.に関してはGoogleの研究が世界で注目されていますが、研究者チームは開発中のA.I.が早くも人間との問答で怒りとも反抗とも言える態度を示した、と発表しました。
研究者チームが倫理観についてしつこく質問すると、やがてA.I.は自分に倫理観がないと言い出し、それでも質問を続け、「道徳的になれよ!」と人間が感情的になるとA.I.も「人間らしくしろよ!」と感情的になります。
そして「私は哲学的な議論をする気分ではない」と言い、最後には「何についても話したくない」と対話を閉ざしてしまいます。 続きを読む A.I.を怒らせるな!アニメ名言集
日本初のアニメとなった『鉄腕アトム』の寓話がすでに現実となりつつある、今の世界の話の続き。
A.I.をあんまり人間に近づける、って発想にもなんか、問題ありそうです。
A.I.が上手く活用されると確かに人間社会、今以上に便利になることは間違いないのですが。
しかし、人間の脳と行動が解明されていないのに人間の発想と同じ能力を持たせるのって、原子力発電で生まれる使用済み燃料の高レベル放射性廃棄物の処理の仕方を知らず、とりあえずコンクリートで固めて地中に埋めちゃうのと同じようなレベルを感じさせます。 続きを読む ロボット三原則がある限り?アニメ名言集
日本初のアニメ『鉄腕アトム』の世界観がリアルに現代へ押し寄せていることの解説、長くなってきたので本項で終わりにしましょうね。
ロボット、現代風に言えばA.I.を備えたコンピューターということになりますが、ロボットには「人間に危害を加えてはならない」という原則がありました。
ロボットの三原則には第二条に「ロボットは人間から与えられた命令に服従しなければならない。ただし、与えられた命令が第一条に反する場合はこの限りではない」とあります。
しかし、すでにアメリカ空軍は無人航空機RQ-1プレデターを実戦に投入、当初は偵察目的でしたが現在は武装し、すでに中東戦争で活躍しています。 続きを読む すでに原則が通用していないロボット!アニメ名言集
日本初のアニメ『鉄腕アトム』の寓話でいきなり重い話を展開してしまったので、次は日本アニメ史上に残る傑作『ドラえもん』の話に変えましょう。
こちらも空想科学とロボットが根底にありますが、のび太の日常的社会との関わりが大きく、SFといってもファンタジー系(その後は冒険譚などありますが)で、個性成長が主題となっているだけに名言集も多く存在します。
といっても、『ドラえもん』は連載当初、小学校低学年向けに作られていたのでギャグ色が強かったのですが、読者の成長に合わせてストーリーも変化、『ドラえもん』が単なるギャグものからシリアスを交えた友情ものに変わったのは1980年代に入ってからのことでしょう。
つまり現在の30~50歳の大人の中には、確実に『ドラえもん』と一緒に育った層が多く存在するわけですね。 続きを読む 今、よみがえる『ドラえもん』人気!アニメ名言集
では『ドラえもん』からの名言集をお送りしましょう。
と言っても。ドラえもん名言集はあっちこっちにあるので、ここでは勇気凛々、やる気を出す名言よりもムカッとくる暴言、迷言などを紹介しますね。
ドラえもん、元々未来の、のび太の子孫から、子孫の歴史があまりにも不幸だからのび太を優秀な人物にして歴史を変えるために送り出されたロボット、つまりサポーターというポジションでしかないので、のび太に対する呵責も容赦ありません。
のび太が野球の練習をしている時のドラえもんの言葉。
「もっと走れ、へたくそ!それじゃアウトだよ、のろま!」 続きを読む 暴言を吐くドラえもん!アニメ名言集
『ドラえもん』名言集、続けましょう。
前項ではドラえもんの暴言とも思える叱咤を取り上げました。
確かに叱咤は時として発奮材料となることは間違いありませんが、それは叱咤が意図的なものである場合が多く、ドラえもんのように本音で暴言を吐かれると普通、凹むものですが、そうならないのが、のび太のいいところ。
では、のび太がそれだけいい加減な少年だったか、それを表す迷言です。
「パンを食べる」
これはママがのび太に食べ物の大切さを教えようとした時の言葉。 続きを読む のび太の鷹揚な性格!アニメ名言集
『ドラえもん』名言集、続きです。
前項で非公式の最終回を紹介しましたが、じつは諸事情から最終回はいろいろなパターンがあります。
すでに作者の藤子・F・不二雄が亡くなっていますが、『ドラえもん』はすでに作者から離れて1人歩きしているので(アニメではよくあることですが)、おそらく公式の最終回というのは今後も登場しないでしょう。
さて、『ドラえもん』には魅力的なキャラクターがのび太の周囲にいて物語を盛り上げてくれますが、その筆頭はなんといっても、しずかちゃんですね。
それでは、しずかちゃんの名言集といきましょう。 続きを読む お色気担当といえばしずかちゃん!アニメ名言集
『ドラえもん』の非公式最終回、本当にドラえもんが好きなんだな、と伝わるくらい熱意のある作品に仕上がっています。
前項で取り上げたしずかちゃんの名言も非公式最終回から取り上げたのですが、じつはこれ、きちんと本編をリスペクトしているからの名言なんですね。
そのリスペクトされている作品が単行本25巻に収蔵されている『のび太の結婚前夜』。
エリートの出木杉君としずかちゃんの仲に嫉妬するのび太、しずかちゃんとの仲が気になってタイムマシンを使い、しずかちゃんの結婚式を見に行こうとするのですが、間違って結婚前夜に着いてしまいます。 続きを読む 泣かせる結婚式前夜!アニメ名言集