ノルアドレナリンが交感神経内で生成されるのに対して、アドレナリンが副腎髄質でしか分泌されないのは、ノルアドレナリンをアドレナリンに変える酵素が副腎髄質内にしかないからだと言われています。
さて、ノルアドレナリンがアドレナリンに変化することは分かりましたが、今度はノルアドレナリンがどうやって作られるのか、という疑問が残りますね。
そこで登場するのがドーパミンです。
警戒すべき相手が登場した時、視床下部から交感神経に神経伝達物質を発射、その神経伝達物質がノルアドレナリンに変化するのですが、この視床下部から出る伝達物質こそドーパミンなのです。 続きを読む アドレナリンの元となるドーパミン