ギリシャ神話!息子に殺される王の運命

母ガイアの憎悪の対象となったウラノスを討つべく立ち上がったクロノス。

ここを最初に読んだ人はVol.05「タイタン12神の末っ子クロノス登場」を先に読むと理解しやすくなります。

母ガイアはクロノスの勇気を褒め称え、自ら作り出した大鎌を与えます。

そんなこととはつゆ知らず、神々の王ウラノスは今晩もノコノコと妻ガイアの元に通ってきました。

物陰に隠れ、ウラノスが妻ガイアと交わろうとした瞬間、クロノスが登場、ウラノスの男性器をばっさりと切り落として、それを海に投げ捨ててしまします。

男性器を切り取られたウラノスは神々の王の座から退き、その地位に座ったのは当然、クロノス。 続きを読む ギリシャ神話!息子に殺される王の運命

ギリシャ神話!タイタン12神の末っ子クロノス登場

では神々の王となったウラノスの続きです。ここから読んだ人はVol.4「大地の女神ガイアの誕生」に戻ると話が見えてきます。

ウラノスはガイアと交わった際、ガイアは最初に一つ目の巨人キュクロプスや50の頭と100の手を持つヘカトンケイルといった異形の神様を産みますが、その姿を嫌ったウラノスはキュクロプスとヘカトンケイル(どちらも複数)を奈落の神タルタロスが支配する世界へ幽閉してしまいます。

ちなみにこれには諸説あり、ウラノスはキュクロプスとヘカトンケイルをガイアの胎内に戻した、とか、この2族をタルタロスの奈落に落としたのはその後のタイタン12神の末っ子クロノスだとか、いろいろありますが、そこまで広げちゃうと分からなくなるので、とりあえずウラノスの愚行ということで話を進めていきますね。

ウラノスは忌み嫌った子供に懲りず、さらにガイアと交わります。 続きを読む ギリシャ神話!タイタン12神の末っ子クロノス登場

ギリシャ神話!大地の女神ガイアの誕生

パンドラの箱」だけでもゼウスやヘパイストスやプロメテウスなど神様がいっぱい出てきたので、これ以上、他の話をして知らない神様が出てくる前に、簡単にギリシャ神話の時系列と相関図を説明しておきましょう。

ギリシャ神話の始まりはカオスです。

カオスは混沌と訳されることが多いのですが、ギリシャ神話における原初のカオスとは「不完全で統一されていない空間」的発想であり、現世が完全であることの対極を意味しています。

このカオスに満たされた不完全な物質から現初神ガイアが誕生します。

大地の女神様ですね。

ガイアは単身のまま天空の神ウラノスと海の神ポントス、それから山々の神々を生み出します。 続きを読む ギリシャ神話!大地の女神ガイアの誕生

ギリシャ神話!箱から飛び出した災いの神々

ここから読み始めた人は前回の「プロメテウスの火」からお読みください。

プロメテウスの行動に怒ったゼウスはプロメテウスの愚弟エピメテウスに絶世の美女パンドラを送りつけます。

賢兄プロメテウスから「ゼウスの贈り物だけは受け取るな」と強く忠告されていたにも関わらず、愚弟のエピメテウスはパンドラと結婚してしまうわけですね。

パンドラはエピメテウスと結婚後、託された「絶対に開けてはいけない龜」に対する好奇心が募り、やがて龜を開けてしまいます。

そして、この龜からはあらゆる災いの神、死の概念であるタナトスやケール、モロスなどの神々や復讐の神ネメシス、争いの神エリスなどが飛び出して人類の世界に災いが蔓延します。 続きを読む ギリシャ神話!箱から飛び出した災いの神々

ギリシャ神話!プロメテウスが与えた火

「パンドラの箱」に登場してくる主な神様は全能の神ゼウス、先見の明を持つ神プロメテウス、下種の後知恵(物事が起こってから、ああすればよかったと後悔する喩え)が得意でプロメテウスの愚弟の神エピメテウスの3神。

これらの神の時系列や相関図は神の紹介とともに行うので、今はそういった神様が登場するとだけ理解してくださいね。

プロメテウスはゼウスの配下に置かれ、人間の行動を監視していましたが、人類を幸せにするためには神の所有物であった火をもたらせるべき、と考え、人類に火を与えます。

これに怒ったのが全能の神ゼウス。

火は天地創造の力を持つ「神の焔」であり、未熟な人類が持てば使い方を誤ると考えていたことから、ゼウスは人類に火を与えることは禁止していました。 続きを読む ギリシャ神話!プロメテウスが与えた火

猫とツキと干支の性格

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