民間団体資格で人気の高いフードコーディネーター

民間団体によるフード系の資格、他の分野と同じように群雄割拠、各団体がひしめきあって認定を発行しまくっています。

現在、知名度の高い民間団体による資格のひとつがフードコーディネーターでしょうか。

NPO法人日本フードコーディネーター協会が実施している検定で、「食をテーマに『ヒト・モノ・コト』、そして『情報』をトータルにプロデュースする食の専門家」を目標値に置いています(って、なんだかさっぱり分かりません)。

とにかくフードコーディネーターになるためには文化や科学、アート・デザイン、経済・経営の食に関する知識が必要とされるそうで、3級からステップアップ、1級まであります。 続きを読む 民間団体資格で人気の高いフードコーディネーター

フード系検定は民間団体主導

アルコール系資格、ワインやソムリエ、バーテンダー以外にも~酒師(ききさけし:なぜ、あえてこういった難しい漢字を使うのでしょうか、資格を広めようと思うなら誰でも読める漢字を使うべきなのに)、酒匠、焼酎~酒師など(全部、日本酒サービス研究会。酒匠研究会連合会が認証しています)日本酒関係やビアテイスター、日本ビール検定、テキーラマエストロなど各種ありますが、それらを取り上げていると枚挙に暇がないので省略(はっきり言って「自分磨き」以上の資格はありません)。

そろそろフード系の資格に移りましょう。

といっても、国家試験や公的検定は少なく、そのほとんどが民間団体による認定です。 続きを読む フード系検定は民間団体主導

最高峰はマイスターバーテンダー

ちっともバーテンダーの資格に話が進みませんね。

ではN.B.A.(日本バーテンダー協会)が行っている検定試験、今回はきちんと説明しましょう。

資格認定は3種類あります。

もっとも低いランクがバーテンダー、次いでインターナショナルバーテンダー、最高の称号となるのがN.B.A.認定マイスターバーテンダーです。

バーテンダーは筆記試験のみですが、インターナショナルバーテンダーになるとN.B.A.会員限定で協会在籍3年以上、実務経験7年以上、さらにバーテンダー検定合格後2年以上経過していなければ受検できません。 続きを読む 最高峰はマイスターバーテンダー

由緒ある歴史を持つ日本バーテンダー協会

前項ではBARにおけるバーテンダーの話ばかりで資格の内容が出てきませんでした。

そんな訳でバーテンダーの資格です。

まあ、バーテンダーはとくに資格を必要とする職業ではなく、やはり酒の知識だとか人の話を聞くテクニック(逆に話を遮る技も)だとか、そういった資質の方が大切なのだけれども、持っていないよりは持っていた方がいいし、自信にもなります。

このバーテンダーの資格を発行しているのが一般財団法人の日本バーテンダー協会。

最近になって作られた、そんじょそこらの協会と一緒にしては困ります。 続きを読む 由緒ある歴史を持つ日本バーテンダー協会

BARの空気を支配するのはバーテンダー

アルコール系の資格、酒の種類だけあるといっても過言ではありません。

中には該当する酒類を広めるために行っている簡単な検定もありますが、アルコール系で権威ある資格といえばバーテンダーでしょう。

バーテンダーとは酒場を意味するBARと世話をする人、相談役の意味を持つTENDERが組み合わさった合成語で、発祥はアメリカ、ヨーロッパではバーマンとかバーキーパーなどと呼ばれています。

BARにおけるバーテンダーは単なる酒を作る人に留まらず、空間を支配する絶対的な存在です。

日本を代表するBARには必ず名バーテンダーがいて、名バーテンダーがいるBARこそ日本を代表するBARと呼ばれたものです。 続きを読む BARの空気を支配するのはバーテンダー

ソムリエになると検定難易度は高くなる

一般財団法人の日本ソムリエ協会が実施しているワイン検定は「自分磨き」程度の内容で、検定も初歩的なため楽しく勉強できますが、この協会の本懐であるソムリエの認定になると、途端に厳しくなります。

まず受検資格としてワインおよびアルコール飲料を提供する飲食サービスに従事していなければならず、その期間は5年以上とされているので、ここでかなり振るい落とされます。

有資格者が受ける試験は筆記試験の一次とテイスティング、サービス実技の二次があり、これに合格しなければソムリエになれません。

ただし、これに合格すると日本ソムリエ協会認定のソムリエとなり、晴れて資格認定バッジが貰えます。 続きを読む ソムリエになると検定難易度は高くなる

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