特定のイメージを「形」としてシンボル化!言葉の摩訶不思議学

聖なるイメージと結びついてきた、“形”としてのシンボルなどもあります。それは主に、多角形といわれるような、いろいろな形にも見ることができます。こちらは「音」ではなく「図形」ですが、これなども宇宙の「巨視的構造」と絡めて考えると面白いことがわかります。

すなわち、昔からヒトは「五角形」「六角形」の図形を、神秘的・超越的なものとして、あるいは防御の形として、好んで用いてきました。星型や五芒星、六芒星も同様です。それらはいまでも、幾つかの国の国旗の中にも見ることができます。お守り(護符)としても、もっとも有名な形です。 続きを読む 特定のイメージを「形」としてシンボル化!言葉の摩訶不思議学

特定のイメージを「音」としてシンボル化!言葉の摩訶不思議学

神社の境内には、2匹の狛犬が向かい合わせになるように置かれています。その片方の狛犬の口は開かれていることが多く、それによってこれは「あ」の音を示しているといいます。そして、もう片方の狛犬の口は閉じられていることが多く、こちらは「ん」の音を示しているともいいます。すなわち、両者の口で「あうん」、つまりは「阿吽」という音を表わしているというのです。

「阿吽」とは“物事の始めと終わり”を意味します。そのことから、これは“宇宙”、つまりは“森羅万象”を表現しているのだと解釈されたりもするのです。(一般的には、「あ」は吐く息、「うん」は吸う息を示し、これで「あらゆる現象のはじめと終わりを意味する」とされている) 続きを読む 特定のイメージを「音」としてシンボル化!言葉の摩訶不思議学

宇宙が「O」の形である音声的な理由とは?言葉の摩訶不思議学

最近、宇宙の巨視的構造が電波的観測によって明らかにされました。最新の宇宙論によると、宇宙は銀河の密集する部分と、それがない空虚な部分とが、意外にも均一に並んでいるような姿だったのです。

これは驚きです。銀河群のない空虚な部分が所々に整然と分布している様子は、まるで蜂の巣構造(無数の六角形の空洞が集まったような)にも、あるいは泡のような構造にも見えるのです。 続きを読む 宇宙が「O」の形である音声的な理由とは?言葉の摩訶不思議学

音声(発声)を図形に変換する装置!言葉の摩訶不思議学

では、ほんとうに「ある音」が「ある形態(形状)」を形作るということがあるのでしょうか? それも簡単な実験器具によって、確かめられます。すなわち、「クラードニ図形」として知られる、れっきとした物理現象によるものです。

これは、金属板の上に、砂や塩、あるいは何かの胞子など粉体を均一にまいてから、金属板の端をバイオリンの弓、あるいは細い棒などで、こすっていくとそのときの振動具合によって、粉体上に様々な模様(パターン)をもたらすというものです。こする際の振動に応じて、決まった形状が現れるのです。あるいは金属板の上から、声を発してもそれが空気を伝わることである程度のパターンが生じます。 続きを読む 音声(発声)を図形に変換する装置!言葉の摩訶不思議学

音は形をつくる、形はイメージをつくる!言葉の摩訶不思議学

先ほどは「音とイメージの関係」について触れたのですが、ここでは「音とイメージと、そして形の関係」について述べています。そういえば、「蛇の音」である「S」は、そのアルファベットの形もどことなく「蛇の姿」に見えるではないですか。

子音文字の形の場合は、それぞれの言語で多様なバリエーションがありますが、母音のアルファベットの形に目を向けますと、少なからずその形に共通点が浮かび上がってきます。 続きを読む 音は形をつくる、形はイメージをつくる!言葉の摩訶不思議学

猫とツキと干支の性格

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