まさか下着を贈る男はいないだろうけれど

義理でもなんでも、「ただより高いものはない」の諺があるように、貰ったものは返しておかないと、何かと煩いのが日本のしきたりです。

もちろんバレンタインデーも例外ではありません。

幸い、業界がわざわざホワイトデーなるお返し日を設定してくれているので、マナーに疎い男性には嬉しい限りですが、どうせ義理チョコだからといって何を返してもいい、というわけではありません。

義理チョコが流行り始めたバブル絶頂期の頃、何をどう勘違いしたのか、部下の女性からチョコを貰った上司、ホワイトデーのお返しに下着をプレゼントする習慣が生まれました。

今、これをやる人はいないと思いますが、確実にセクハラとなって顰蹙を買うだけでなく、社内モラルに反することから減棒降格間違いなし、社則に厳しい企業であれば左遷、灯台守という閑職に追いやられること必至です。

たぶん、この下着を贈るという風習、キャバクラやクラブなどで交際接待費を使う役職がホステスからチョコレートを貰い、そのお返しとして洒落で行ったことがきっかけでしょう。

キャバクラやクラブのチョコレートは義理の中でも販促用ですから、下着という洒落で返しても構いませんが、その風習を企業内の一般女性に持ち込むのは男としての常識を疑われても仕方ありません。

貰った方も困ります。

下着のサイズがぴったり合っちゃった日には気持ち悪くてハサミで切り刻まれ、焼却炉で燃やされた後、海に巻かれてしまうほどの嫌悪感を抱かれてしまいます。くれぐれも、お返しは好まれるアイテムを選ぶようにしてください。

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