芝刈り機で560kmを走破すれば!映画名言集

心がほんのりと温かくなるロード・ムービー「ストレイト・ストーリー」の続きです。

「あれで来たのか?」

これは兄ライルが弟アルヴィンに向かっていうセリフ。

ボロボロで速度も遅い芝刈り機で560kmを走破して、兄に会いに来た弟。

その芝刈り機を見れば10年の仲違いも一瞬のうちに氷解することは間違いありません。

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周囲の反対を押し切り、自分の力だけで向かったアルヴィンの行動力が結果を結んだわけですね。

この映画の監督はデヴィット・リンチ。

デビュー作「イレイザー・ヘッド」に始まり、「エレファント・マン」で人気を獲得、「ブルー・ベルベット」で不動の地位を獲得した、あのカルト監督とはえないハートウォームな作品に仕上がっています。

歳を取ると誰でも丸くなるのでしょうか?

その辺もきちんと描いていますね、リンチ監督。

途中、自転車青年たちと出会った時の会話。

「歳を取っていいことはある?」
「目も腰もダメになっていいことなんか何もない。が、経験を積んで『実』と『殻』の区別がつくようになる」
「じゃあ老いて最悪なことは?」
「若い時を覚えていることだ」

ちなみにこの物語、ニューヨーク・タイムズに掲載されたアルヴィン・ストレイトの実話を基にして映画化されました。

一躍、有名人になったアルヴィンにTV出演の依頼が数多く舞い込みますが、当のアルヴィン、「他から注目されるようなことはしていない」と言って、すべての出演依頼を断ったそうです。

本当の名セリフですね。

頑固ジイさん、健在でした。

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