「厳選資格」カテゴリーアーカイブ

プロボクシングの資格 PART-1

テニスやゴルフと同じく個人競技でありながら、資格に厳しいのがボクシングです。

まず、日本プロボクシング協会に加盟しているボクシングジムに入門し、日本ボクシングコミッションが実施しているプロボクサー新人テストに合格しなければなりません。

受験資格には年齢制限が設けられており、17歳から32歳まで。

性別の制限はないので女性でもプロボクサーになれます。

アマチュアで実績を持つ選手は6回戦から出場できるB級を受けることができますが、まったく実績のない選手は4回戦から始まるC級しか受けることができません。 続きを読む プロボクシングの資格 PART-1

プロボクシングの資格 PART-2

プロスポーツの中でも収入面では厳しい状況にあるのがプロボクシングであることを前項で説明しました。

もう少しプロボクシングについて解説しましょうね。

ボクシングにはバンタム級とかミドル級とか、体重別によって試合が行われますが、日本国内の最高峰となる日本タイトルマッチでもファイトマネーは有名選手同士の注目されるカードでも100~200万円程度で、一般的なカードでは100万円に届かないこともあります。

世界タイトルマッチに挑戦するからといってがっぽり儲かるわけではありません。 続きを読む プロボクシングの資格 PART-2

公営ギャンブルスポーツの資格 PART-1

ボクシング以上に厳しい資格を必要としているのが公営ギャンブルの対象となっている競輪、競艇、オートレースに競馬のプロ選手たちです。

じつはこれらの競技のプロになるためには国家試験に合格しなければなりません。

上記で紹介したスポーツでプロ選手になるための過程はほとんど同じなので、競艇を例に取って紹介しましょう。

国家試験は誰でも受験することができますが、通例は養成学校に入学、1年間みっちりと学科や実地研修を受けてから受験となります。 続きを読む 公営ギャンブルスポーツの資格 PART-1

公営ギャンブルスポーツの資格 PART-2

公営ギャンブルが行われるスポーツのプロ選手になるためには国家資格が必要となりますが、その試験に受かるためにはそれぞれの組織が運営する養成学校に入る必要があります。

しかし、その養成学校が自衛隊並に厳しいのです。

どの養成学校も同じようなものなので、ここでは競艇選手になるための「やまと学校」を紹介しましょう。

入学試験に合格すると1年間の研修期間となりますが、養成学校は全寮制で男子は頭を丸坊主にされます。 続きを読む 公営ギャンブルスポーツの資格 PART-2

プロ棋士の資格 PART-1

公営ギャンブルが行われるスポーツはプロになるための資格取得がとても厳しいのですが、それ以上に厳しいのが棋士の世界。

棋士には将棋と囲碁の2種類があるので、まずは将棋から解説していきましょう。

将棋の世界ではアマチュアは選手と呼ばれ、プロだけが棋士と名乗ることができますが、そのためにはまず日本将棋連盟が運営している奨励会に入会しなければなりません。

この奨励会に入会するだけでも試験があって誰でも入れるわけではないのですが、奨励会が六級から三段までで構成されており、会員同士でリーグ戦が行われ、勝ち上がると昇級していきます。 続きを読む プロ棋士の資格 PART-1

プロ棋士の資格 PART-2

囲碁の棋士も厳しさは変わりません。

棋士になるためには日本棋院、関西棋院のどちらかを選ぶ必要がありますが、分かりやすい関西棋院の方を解説しましょう。

将棋の奨励会に相当するのが「院生」ですが、所属するためには満13歳の誕生日を迎える年度の3月末日までという規定が設けられています。

つまり中学1年生までに才能が見出されないと棋士になれないわけですね。

年取ってから囲碁のプロになろうと思ってもほとんど不可能な世界、まさに天才児さだけが切磋琢磨できるという、凡人にはまったく縁のない世界といえるでしょう。

「院生」での猶予は5年間。 続きを読む プロ棋士の資格 PART-2

プロ棋士の資格 PART-3

プロになるための難易度が非常に高い棋士ですが、それだけ選ばれたエリート集団だけに、労働の対価は他のプロ選手よりも大きいといえます。

ここでは将棋の棋士について説明しましょう。

簡単に言うと棋士が集まって運営している日本将棋連盟からの月給と対局から得られる賞金が収入となります。

日本将棋連盟は棋士総会で2年毎に選出された役員及び職員によって運営されており、いわば純粋な棋士たちのための組織といえます。

この辺りが他のプロ組織と違うところですね。 続きを読む プロ棋士の資格 PART-3

プロ雀士の資格

盤上の戦い、プロと呼ばれるのは将棋や囲碁だけではありません。

麻雀にもプロ雀士がいます。

かつて麻雀は金を賭けるゲームということで競技性よりも博打性が重視され、万人から認められる競技ではありませんでしたが、最近は金を賭けないで点数だけを競う健康麻雀やネットで不特定多数と競技を楽しむネット麻雀などの普及により、ダークサイドの部分が払拭されつつあります。

本来、プロ雀士も麻雀普及を考えれば将棋や囲碁ほどではないにしても統一された協会を軸に明確な段位を設けるべきなのですが、現在のところ、各団体が乱立して、その団体が主催するプロテストに合格すればプロ雀士になれるシステムになっています。 続きを読む プロ雀士の資格

プロチェス棋士の資格

盤上の戦士、最後はチェスです。

世界大会では優勝賞金額10万ドルも珍しくないほど世界中で普及しているチェスですが、なぜか日本では大会どころかプレーヤーすら見当たりません。

将棋や囲碁が普及しているせいでしょうか?

そんな訳はありませんね。

海外映画の演出では頻繁に出てくるし、チェスの盤と駒は置いてあるだけでもインテリアに彩りを添える美しい小物です。

そこで調べていくと、どうやら日本チェス協会に原因の一端がありそうな気配。 続きを読む プロチェス棋士の資格

プロ・アーティストの資格

プロのミュージシャン、ダンサー、パフォーマーやアクターなども資格は必要としませんが、実力次第で大きく飛躍できる反面、自称の『なんちゃって』も多くいる職業です。

ただし、これらの職業は以前に比べると活動しやすく、また注目されやすくなっています。

かつてのこれらの職業は認められるまでが大変でした。

フォークデュオの「ゆず」は伊勢佐木町の松坂屋前で路上ライブを行い、DREAMS COME TRUEの吉田美和は小泉今日子や中山美穂のバックコーラスを続け、マドンナはポルノ映画に出演しました。 続きを読む プロ・アーティストの資格

ユーチューバーの資格

YouTubeの話題が出たので、YouTubeを舞台に収入を得ているプロについて解説しましょう。

日本ではユーチューバーと呼ばれている人たちですね。

海外ではYouTubeパーソナリティとかYouTubeスターとか呼ばれています。

簡単に言うと投稿した動画に掲載される広告の収入だけで生計を立てているプロということになります。

日本のユーチューバーとしてもっとも有名なのがHIKAKIN(ヒカキン)と呼ばれる人物で、そのコンテンツがYouTubeの月間再生ランキングで1位になったこともあります。 続きを読む ユーチューバーの資格

お笑い芸人の資格

テレビ媒体がバラエティ番組ばかりになり、出演者はお笑い芸人が重宝されるようになりました。

テレビを見ている限り、日常の延長みたいな会話しかしないから簡単そうに見えるのでしょうか、お笑い芸人を目指す若年層が増えています。

ミュージシャンやアクターと同じように、基本的には人を笑わせる才能さえあればマスコミで必ず活躍できますが、人の数だけ笑いの種類があると言われているように、笑いに関しては万人が認める才能は存在していません。

まずは人前に出て恥ずかしい思いをする度胸があるか、という点がプロ資格の第一歩と言えます。 続きを読む お笑い芸人の資格