FIVから猫エイズへの流れ・・第三、第四ステージ

第三ステージになると、エイズ関連症候群の症状がどんどん出てくる時期に突入します。

これまでは風邪?ああ、治ったかな?という症状だったものが、なんだかおかしいな?と、飼い主が不安になる症状が出てきます。

第三ステージでは、慢性的な口内炎や下痢、皮膚炎なども出てきます。

これらの症状が続々とでてきて、繰り返し、やがて重症化していきます。

その後、第四ステージに症状が進みます。

第四ステージは、終末期といわれ、猫後天性免疫不全症候群、つまり猫エイズが発症となる時期です。

免疫不全症となり、猫の体の免疫機能のTリンパ球という大切なものがどんどん減少し免疫機能が活動できなくなってしまいます。

免疫機能が働かないということは、自分の体を守る体制が全くない、ということになりますから、いろいろな症状が悪化し、また悪性腫瘍なども出てきます。

こうなると症状をとめることが難しくなり、でてきた症状に対して対処していく、ということの繰り返しになっていきます。

第四ステージまで来てしまえば、ほとんどの場合、残念ながら助かりません。

大切な家族の一員を亡くすことになってしまいます。

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