FIVから猫エイズへの流れ・・第一、第二ステージ

猫がキャリアの猫と血を流すような喧嘩をしたり、交尾等で感染します。

急性期といわれる第一ステージでは、ウイルスがかなり活発に暴れまわる時期です。

この時期は、猫が持っている免疫機能とFIVのウイルスが闘います。

ですから、熱が出る、ひっこむ、また出るという繰り返しになり、鼻水、涙目、下痢を繰り返し、検査をすればリンパ腺肥大が確認できます。

無症状期の第二ステージでは、他の健康体の猫と全く変わりない、という時期です。

この時期にFIVのウイルスは、猫のリンパの中に紛れ込んで深く休眠します。

ウイルスが眠ってしまうことで猫の免疫機能も、たたく相手を失ってしまいますから、熱や鼻水などの症状も消え、しっかり元気になったように見えます。

鼻水やくしゃみや下痢など、猫の風邪の時のような症状が続き、その後、無症状期になり、症状が和らぐので、飼い主の方も風邪が治った・・よかったなんて思ってしまいがちです。

でもここからが、猫エイズへの発症となっていきます。

第一、第二ステージで、しっかり検査を行い、原因を突き止めておくことが大切になります。

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