本尊には太田道灌寄与の猫地蔵あり

自性院、自ら招き猫の発祥地、と言っているわけではなく、猫との関係は太田道灌の猫地蔵寄与にとどまっていますが、これだけ猫と浅からぬ関係があれば招き猫の発祥地と回りが騒いでも不思議ではありません。

回りが騒げば認知されたも同然、自性院では参道入口に大きな石像の招き猫を設置しています。

左前足を耳元まで上げ、右手で大判を押さえるという典型的な招き猫で、唯一、青い前掛けが猫の地蔵であることを証明しています。

寺院が奉納する招き猫もきちんと前掛けをしており、左右の前足を耳まで掲げた2対の土人形が用意されています。

この招き猫、祈祷済みを授与してくれるそうで、表に梵字、裏には自性院の文字、なぜか後頭部には横長の穴が空いており、いかにも500円玉を入れるとご利益がありますよ、と言っている感じです。

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今や、自性院は猫寺院として地元にすっかり定着しており、年に1回の節分では豆まきや猫を象徴とした纒を先頭に練り歩きなどが盛大に行われます。

あまり細かいことは気にせず、江戸時代に奉納されたというご本尊ではない猫面地蔵を拝みに行くだけでも、猫ファンとしては楽しめるところなので、気軽に出かけてみてはいかがでしょう。

ちなみに節分会復興60周年で配られた、猫の刺繍の入った匂い袋は今戸神社のお守り猫よりもずっとかわいい、と評判です。

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