睡眠を取らないと人間は死んでしまいます。
これは人間だけでなく、あらゆる動物に当てはまるとされています。
そこで当然のように睡眠は身体の休息のために行われるという考え方が生まれてきますが、しかし身体の休息だけが目的であれば、顕在的な意識を喪失させる睡眠が必ずしも必要ではなく、身体を横たえて動きを止めるだけで十分なはず、という反論が生まれます。
身体の休息という意味では反論が生まれてしまいますが、脳の活動のために睡眠が必要という考え方になれば反論が難しくなります。
つまり脳には意識が顕在の時に働く機能と、顕在していては活動しない、あるいは活動が鈍い部分があるので、顕在している意識を喪失させて脳の別の部分を働かせる、という論理です。 続きを読む 日本の研究グループが発見したレム睡眠スイッチ