父であるウラノスの呪いの言葉に怯え、自分の子供を次々と丸呑みする愚行を繰り返した神々の王クロノスと、クロノスに味方したタイタン一族を奈落のタルタロスに幽閉したゼウスですが、そのなかの1柱、アトラスだけは幽閉せずに見せしめの罰を与えます。
それは世界の西の果てで天空を支え続けるというもの。
クロノスに加勢し、ゼウスたちを苦しめるほど筋骨隆々とした巨躯と怪力の持ち主だっただけに、ゼウスはアトラスを許さず、タルタロスに幽閉するよりも辛い罰を与えたのです。
アトラスとは天空を支える巨神ですが、名前には「耐える者」という意味があります。 続きを読む ギリシャ神話!天空を支える罰を与えられたアトラス