Categories: アーサー王伝説

ローマ帝国まで侵攻するアーサー王

ペンドラゴンの後を継いで王となったアーサーは魔法使いマーリンの手を借り、魔剣カリバーン(エクスカリバーではないのですが、同一視する見解もあります)を操ってサクソン人と戦います。

その戦の数、12回。

アーサー王はサクソン人を撤退させ、ブリテン島に平和をもたらせた英雄となり、ローマ帝国の中でも美貌の持ち主と言われた貴族の娘グィネヴィアと結婚します(父親のペンドラゴンといい、アーサー王といい、親子揃ってメンクイだったようですね)。

そのままおとなしくブリテン島の王に収まるアーサーではありません。

なんと遠征軍を組織、手始めにアイルランドやアイスランドを占領、さらにフランスまで侵攻してこれを治めてしまいます。

残るはブリテン島を見捨てたローマ帝国のみ。

アーサー王は母イグレーヌが産んだ娘(つまりアーサーの妹)アンナの息子(アーサーの甥ですね)であるモルドレッドと妻のグィネヴィアにブリテン島を預け、ローマ帝国征服に乗り出します。

途中、なぜか巨人とか出てきて戦って勝ったりしつつ、ローマ帝国軍とも戦い、双方に多大な犠牲を出しながらもアーサー王は勝利を重ね、後はローマを占領するだけ、という時に思わぬ事態が発生します。

なんと甥のモルドレッド、アーサー王がいない隙にちゃっかりとグィネヴィアを妃に娶って戴冠、ブリテン島の王になっているという話。

こうなればアーサー王、ローマどころじゃありません。

次回の章、「ブリタニア列王史」におけるアーサー王のダイジェスト版、最終回です。

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