半神半人ヘラクレスの活躍によってギガンテスとの戦い、ギガントマキアに勝利したオリュンポスの神々ですが、大地の神でありゼウスの祖母であるガイアに取って、この戦いは前哨戦にしか過ぎませんでした。
ガイアはゼウスを倒すために捨て身の作戦に出ます。
なんと奈落の神タルタロスと交わり、最強の異形、デュポンを産み落とします。
腰から上は人型、腿から下は毒蛇がとぐろを巻いている姿で、肩からは百の蛇の頭が生え、炎を放つ目を持ち、背中には鳥の翼があるといういでたち。
大きさは頭が天に届き、両手を広げれば世界の東西に到達するほどです。
さすがにこの姿を見たオリュンポスの神々も恐れおののきます。 続きを読む ギリシャ神話!ガイアの最終兵器デュポン現る