名セリフの宝庫といえば!映画名言集

アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)が選出したアメリカ映画名セリフ・ベスト100の中で、もっとも多くランクインしている作品が「カサブランカ」です。

1942年に公開され、1943年には第16回アカデミー作品賞、監督賞、脚本賞を受賞したアメリカ映画史に残る傑作ですね。

物語の舞台はモロッコのカサブランカ。

1942年当時、モロッコはフランスの親ドイツ政府、ヴィシー政権に占領されており、その辺境の地で「カフェ・アメリカン」を経営する主人公リックと、ドイツ抵抗運動の指導者ラズロの現在の妻であり、かつてはリックの恋人でもあったイルザとのラブ・ロマンスです。 続きを読む 名セリフの宝庫といえば!映画名言集

明日は今日と別の日!映画名言集

南北戦争に巻き込まれる白人社会を描いた名作(もっとも後年、民族解放運動が高まると奴隷制度を正当化し、白人農園主を美化していると黒人団体から強い非難を浴びていますが)、「風と共に去りぬ」の名セリフといえば、日本ではむしろ、主人公スカーレット・オハラがラストシーンで言う、

「After all, tomorrow is another day!」の方が有名ですね。

公開初期の頃は「明日は明日の風が吹く」と訳されていました。

なんだか寅さんシリーズみたいですね。その後の公開では、 続きを読む 明日は今日と別の日!映画名言集

アメリカ映画名セリフ・ベスト100の第1位とは?映画名言集

ちょっとアメリカ映画名セリフ・ベスト100から離れてしまったので、話を元に戻して。

第1位は1939年に公開された「風と共に去りぬ」でクラーク・ゲーブル演じるレット・バトラーが妻のスカーレット・オハラ(演じるのはヴィヴィアン・リー)に告げる一言。

「Frankly,my dear,I don’t give a damn.」

初公開では「君をけっしてうらんではいないよ」でしたが、あまりに意訳であることから、その後の公開では「俺の知ったことか」に変更されています。 続きを読む アメリカ映画名セリフ・ベスト100の第1位とは?映画名言集

AFIと文化庁の違い!映画名言集

日本の映画名セリフの定番、「お楽しみはこれからだ」がアメリカ映画名セリフ・ベスト100の71位にランクされているので、他のベスト100からもいくつかピックアップしましょう。

このベスト100はアメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)が選出しています。

AFIは「映画芸術の遺産を保護し前身させること」を目的として発足した機関で、これまでに名セリフだけでなく、いろいろなベスト100シリーズを発表しています。 続きを読む AFIと文化庁の違い!映画名言集

お楽しみはこれからだ!映画名言集

映画の名セリフが日本で定着したのはイラストレーターの和田誠さんが綴ったエッセイ、「お楽しみはこれからだ」に因るところが大きいでしょう。

シンプルな線画で描いた映画俳優や著名人のイラストを見た人も多いはず。

映画に関する造詣が深いことから映画雑誌の「キネマ旬報」に名セリフのエッセイを連載、それをまとめて書籍にしましたが、大好評からPART7まで発刊されています。

このタイトルとなっている「お楽しみはこれからだ」も映画の名セリフのひとつ。 続きを読む お楽しみはこれからだ!映画名言集

猫とツキと干支の性格

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