イソップ物語のアリとキリギリス、さてどのような寓意を感じたでしょうか?
なんだか小学校の授業みたいですね。
こういう時って必ず優等生的な発言をする小煩い学級委員長みたいのがいて、「キリギリスのように遊んでばかりいると、いつか報いが訪れて困ることになる」みたいなお手本の答えを言うのが定番ですが、この際、子供の頃に見た、聞いたアリとキリギリスから感じた寓意を正直に言っちゃいましょう。
せっかく太陽がキラキラと輝いて遊べる季節なのに、冬の心配をして遊ばない吝嗇家はたとえ理由はどうであれ飢餓寸前の困窮者が目の前にいても施しはけっして与えないものである、というのが寓意。 続きを読む 教訓を鵜呑みにして細部を見逃さない!大人が読む寓話の教訓