捨てる勇気、一度全てを捨ててみましょう!猫に学ぶシンプルライフ

現代病である「うつ病」は人間関係の複雑化と時間強制での混雑感だと言われており、年々「うつ病」患者は増加傾向にあります。

「時間強制での混雑感」という難しい言葉がならんで、リアリティのない言葉のように思えるかもしれませんが、簡単にいうと「◯◯しなければならない」が積み重なり、どこから処理して良いか分からなくなってしまう状態です。

人間はこの世に生を受けると「◯◯しなければならない」という押しつけにも似た「慣例」でがんじがらめになってしまいます。

例えば・・・子供は「3歳までに発語をする。」という慣例の元に判断され、それまでに発語をしなければ「異常扱い」を受けてしまいます。

「3歳までに発語をしなければおかしい」と誰が決めたのでしょうか?

あくまでも3歳までに発語をするという平均値なのにも関わらず、この平均値から早まると「IQが高い」とされ、低いと「異常」と判断されるのは押しつけでの慣例以外の何ものでもありません。

もちろん社会で生きて、うまくやっていくためには、この押しつけである慣例を平均値でこなすことが必要です。

OLの場合、上司から頼まれた仕事は社員である以上、作り笑顔で「はい」と受けるのが慣例ですし、そうしなければ敵を作ってしまい居場所がなくなってしまいます。

しかし、全ての慣例を受け入れて、自分の能動型スケジュールの部分を削りすぎてはいないでしょうか?

そしてそんな慣例で埋まってしまったスケジュールを「仕方ない」という一言と肩にのしかかる責任感だけで片付けてしまっていないでしょうか?

どの部分の慣例が必要で不必要かが明確に出来ない場合は、一度全てを捨ててみましょう。

捨ててみた時に、その慣例が自分にとって必要な慣例ならば、また拾えばいいのです。

その捨てては拾うことを何度も繰り返すことで、本当に必要な慣例だけが残っていくはずです。

まずは勇気を持って「◯◯しなければならない」という慣例から脱皮して脱ぎ捨ててみましょう。

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