いつの世も嫁と姑はトラブルの元

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21の項で織田信長が徳川家康に長男の切腹と正室の殺害を仕向ける逸話を紹介しましたが、これにはいくつかの真相があると推察されているので、ちょっと余談として説明しましょう。

信長と家康は清洲同盟を結んでおり、その契として信長の娘である徳姫と家康の長男である信康は9歳の時に結婚させられています。

子供のうちは良かったのですが、成長する同時に勃発するのが嫁・姑の問題。

徳姫は今川家の血統を引く正室の築山殿との相性が悪かったらしく、さらに信康とも不仲になったことから家康の重臣である酒井忠次に、信康と築山殿は武田家に内通しているという手紙を父である信長へ渡すように託します。

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信長、その手紙を見たら真偽を確かめないわけにいかず、とりあえず手紙の内容に誤りがないか忠次に問うと、忠次は信康を庇おうとせずにほとんど肯定していまいます。

それでも信長は蹴鞠や相撲の観戦に忙しく、こんな嫁・姑問題に構っているのが馬鹿らしく思えたのか、「家康の好きにしたらいいじゃん」と事の結末を家康に委ねるのですが、深慮した家康は結局、築山殿を殺害して信康に切腹を命じてしまいました。

この事件の背景には、家康と信康の対立があったとも言われていますが、嫁・姑問題が絡んでいるのは事実。

いつの時代でも、どの家庭でも嫁・姑問題は避けて通れない難関なんですね。

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