ホテル・カリフォルニアに込められた寓意②!大人が読む寓話の教訓

前項では1970年代から今にも残るロックの名曲、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」が寓話であることを紹介しました。

本項では当時、難解すぎて理解不能と言われた歌詞について説明しましょう。

この曲が発売されて以降、歌詞に対して憶測と解釈がイーグルス以外のところで飛び交い、現在は一定の解釈、寓意が成立しています。

歌詞全編に暗喩と寓意が含まれているので、ここではとくに有名な一節だけを紹介しますね。

ホテルに迷い込み、まだ退廃の気分に浸っている時、ホテルのキャプテンに(私の)ワインを持ってきてくれ、と頼みます。

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キャプテンは顔色ひとつ変えず、このホテルでは(私たちは)1969年以来、あの酒(スピリッツ)は置いていない、と答えます。

この部分だけ英語で記載しましょう。

So I called up the Captain.

“Please bring me my wine”

He said,”We haven’t had that spirit here since 1969”

初めて止まったホテルなのに自分のワインを持ってこい、というのも変ですし、ワインと言っているのにスピリッツは1969年以来置いていない、という返答も変です。

ここで生まれたのが、スピリッツとはロックのこと、1969年とはアメリカで最大のロックフェスティバルだったウッドストックのことで、自分のワインを持ってこい、というのはイーグルス自身が自分たちのロック音楽をもう一度取り戻したくても、ロックは1969年に死に絶えてしまった、という暗示であるという考え方です。

もうちょっと、ホテル・カリフォルニア、続けましょうね。

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