「失敗しない中古車の選び方」カテゴリーアーカイブ

壊れなくなった日本車!失敗しない中古車の選び方

最近の日本車、ホントに壊れなくなりました。

60年代、70年代の日本車なんて10年10万km乗るとモノコックやシャーシに亀裂が入ったり、エンジンそのものが致命的故障を起こしたりして寿命が尽きたものです。

車検制度で10年を超えた車でも2年毎に更新すればよいことになったのは1995年、つい最近のことです。 続きを読む 壊れなくなった日本車!失敗しない中古車の選び方

新興国でもてはやされる日本の中古車!失敗しない中古車の選び方

日本の中古車は日本だけでなく海外、とくに新興国に人気があります。

その理由は、なにしろ壊れにくいから。

日本の商用車や営業車は5年経過で20万kmなんて車はザラですが、こういった過走行の車は下取り、あるいは最近、流行っている車の買取業者に査定を依頼してもほとんど価格がつきません。

日本国内だけならば乗り潰した挙句に廃車というパターンですね。 続きを読む 新興国でもてはやされる日本の中古車!失敗しない中古車の選び方

一般大衆が買うサンダルのような日本車!失敗しない中古車の選び方

日本車の特徴は世界から見ると今でも「壊れない車」です。

現在、世界中の主要な車メーカーはお互いの距離を狭めつつあります。

そのひとつが世界の主要メーカーの車が「壊れにくくなって」きたことですね。

フランス、イタリア車は言うに及ばず、ドイツ車やアメリカ車も70?80年代まではよく壊れていたものです。 続きを読む 一般大衆が買うサンダルのような日本車!失敗しない中古車の選び方

ヨーロッパ車の個性!失敗しない中古車の選び方

車後進国である日本の「壊れない車」作りをヨーロッパの車先進国が認め、その距離を縮めようとすることは嬉しいことですが、日本の「壊れない車」と同じように世界の各メーカーにはそれぞれ個性があり、その個性を守るためには多少の修理は当たり前、というのが主なヨーロッパメーカーの考え方でした。

なぜかというと、その根底には「走りの味付け」を犠牲にしないという姿勢があったからです。 続きを読む ヨーロッパ車の個性!失敗しない中古車の選び方

日本車とおなじ感覚では乗れない輸入車!失敗しない中古車の選び方

80年代後半ぐらいまでヨーロッパ車は、消耗品を早目に交換させる高品質車でした。

アルファロメオのイメージを変えた147の初期型はタイミングベルトを4?5万kmで交換しなければなりませんでした。

もちろんタイベルだけでなくアイドルプーリーとウォーターポンプの3点セットが交換の条件です。

最近はタイミングベルトをチェーンにしているため、交換の必要がない車が増えていますが、日本車の場合、タイミングベルトは10万km超えで交換が常識です。 続きを読む 日本車とおなじ感覚では乗れない輸入車!失敗しない中古車の選び方

日本の気候に合わなかった輸入車!失敗しない中古車の選び方

「壊れない」日本車は日本の豊かな風土と気候によって作り出されたものです。

現在ほど自動車技術が進んでいない時代、車の構造やエンジンがもっとシンプルだった時、日本へ輸入されたイギリスの車は夏になるとオーバーヒートに注意しなければならなかったし、ドイツの国民車、先代のフォルクワーゲンビートルでさえ箱根の山道でオーバーヒートを起こすことがよくありました。 続きを読む 日本の気候に合わなかった輸入車!失敗しない中古車の選び方

中古車の品質を上げたオートオークション!失敗しない中古車の選び方

中古車販売店が在庫とする中古車を購入する手段は大きく分けると2つあります。

1つは直接、中古車所有者から買取り、自社で販売する方法。

もう1つは業者專門のオートオークションから購入する方法です。

所有者からの買取りはネットから行うのが一般的で、査定を行うポータルサイト、一括査定のサイトに登録、あるいは自社ネットに査定フォームを設け、査定依頼した人のところへ実際に出張査定を行って購入します。 続きを読む 中古車の品質を上げたオートオークション!失敗しない中古車の選び方

できれば購入を避けたい事故車!失敗しない中古車の選び方

では、そろそろ実際に中古車を購入する際の注意点に話を移しましょう。

どのような中古車のタイプを買う場合でも、できれば避けたいのが事故車です。

すべての事故車が劣悪ということではありませんが、事故の状況によっては修理をしてあっても元通りにならず、走行に影響が出たり、購入後に修理箇所がいろいろ出てきたり、と高い買い物になるばかりか安全面でも危惧しなければなりません。 続きを読む できれば購入を避けたい事故車!失敗しない中古車の選び方

モノコックを修理・交換すれば「修復歴あり」!失敗しない中古車の選び方

公正取引委員会や日本自動車査定協会で定めている事故車は修復歴ありと義務付けられている車は基本骨格の修理・交換をしたものと定義されています。

基本骨格とはモノコックとフレームのことですね。

現在の車はキャビン部を保護するモノコック構造になっており、床面をフレームと呼びます。

このモノコック構造は衝撃を受けた時、キャビン部への衝撃をできるだけ軽減して他へ逃す複雑な構造になっています。 続きを読む モノコックを修理・交換すれば「修復歴あり」!失敗しない中古車の選び方

モノコック構造は車の基本骨格!失敗しない中古車の選び方

車の構造はモノコックと呼ばれる一体型の基本骨格に走行装備(エンジンやサスペンション、トランスミッションなど)、室内装備(カーペットやシート、ルーフトリムなど)、外装(フェンダーやドア、バンパー)などを取り付けて完成します。

したがってモノコック構造は車の性能を決める重要な役割をしており、各メーカーともモノコック構造はもっとも重要な開発ポイントとなっています。

世界各国で行われている安全性能を確かめるためのクラッシュテストも、このモノコック構造があらゆる衝突パターンにおいて、どのようにキャビン部を保護するか調査しているわけです。 続きを読む モノコック構造は車の基本骨格!失敗しない中古車の選び方

修復歴ありの車はボルトの山を確かめる!失敗しない中古車の選び方

基本骨格を修理・交換した修復歴ありの車を見分けるもっとも初歩的な方法は外観をよく見ることです。

どことははっきり分からないけれど歪(いびつ)なイメージを少しでも感じたら、ボディ全体をしっかりと観察してください。

たとえばボンネットとフェンダーの隙間が均一ではない、ドアを閉めた時にドアがほんの少しだけ下がっている、トランクとボディの隙間間隔が左右違っている、などと細かいところに車本来の姿とは違った違和感を覚えるはずです。 続きを読む 修復歴ありの車はボルトの山を確かめる!失敗しない中古車の選び方

シーリング剤の新旧をチェックする!失敗しない中古車の選び方

修復歴ありの中古車でもっとも怖いのはフロント回りの修理・交換をした車ですが。修復歴ありは必ずしもフロントだけというわけではなく、サイドやリアの基本骨格を修理・交換しても当然、事故車となります。

分かりやすいのは後ろから追突、あるいは自損事故で後方に衝撃を与えた車。

基本骨格ではトランクフロアと呼ばれる部分を修理・交換した場合です。 続きを読む シーリング剤の新旧をチェックする!失敗しない中古車の選び方