太陽系の惑星にはそれぞれ公転周期があります。
この公転周期によって地球から見られる惑星の位置が異なり、占星術の元になるわけですが、公転周期が違えば当然、地球から見て(長い年月の間に)他の惑星が逆行運動することもあります。
天動説ではこれを太陽の動きということで解決してきましたが、天文観測を盛んに行うと地動説を採択した方が惑星の公転周期を理論上、説明できることが判明しましたが、それでもコペルニクスの地動説では惑星が円周期であるという解釈から抜け出せなかったため、惑星の逆光運動に対する理論に説得力が欠けていたことから地動説は受け入れられることがありませんでした。 続きを読む ケプラーもまた占星術師