二黒土星（じごくどせい）の人は、何かにつけ忘れっぽい人であるといえます。
面倒臭いことは考えたくない、というさっぱりとした気質をしているため、大抵は時間と共に物事に対する執着心が薄れてきます。
その種類や価値にもよりますが、簡単に言えば「後がよければそれでよし！」という人です。
たとえ人とちょっとケンカをしたとしても、お互いに引きずらないのであればそれが一番という考えかたをするのです。
それこそ“面倒臭いことはキライ”という性質がそうした思想を生み出すのでしょうね。 続きを読む 二黒土星の人はとにかくさっぱりした人
三碧木星（さんぺきもくせい）は、九星では3番目にあたる星です。
“木”の性質を与えられており、陽気が活動を始めるときのような躍動感のあるエネルギーを与えられています。
実にエネルギッシュで強靭な精神の持ち主であるといえます。
性格は積極的で単純、頼もしく大きな勇気を持っているのが三碧木星の人です。
こうしたことから、一見アクの強い個性派に見られがちですが、内面は外面よりも柔和な構造をしているため、相手が強い態度で出てくると内心弱気になるというようなこともあるようです。 続きを読む 三碧木星（さいいぺきもくせい）の人の性格
三碧木星（さんぺきもくせい）と相性がいいのは、まず最初に一白水星（いっぱくすいせい）です。
“木”は“水”があってこそ成長することができます。
もっともっというと、水の少ないところでは植物が育ちにくいですよね。
この関係は、一白水星の人が碧壁木星の人を助けるといったような関係になりやすいです。
そしてよい相性として次に上げられるのは、九紫火星（きゅうしかせい）です。 続きを読む 三碧木星と相性のいい九星
三碧木星（さんぺきもくせい）の人は、いつも前向きでポジティブな精神を持っています。
ちょっとしたことで簡単に傷ついたり落ち込んだりするというようなことはないでしょう。
ですので、若年期からある程度の苦労を知っていないと、人の痛みに鈍感になってしまうという可能性も秘めています。
全ての人が必ず当てはまることともいえないのですが、心が強く元気である分、人の落ち込みをシェアすることが幾分難しいのです。
苦労の少ない人は、人の意見を気にせずに自分の言いたいことをどんどん言うような、遠慮のない人になりやすいです。 続きを読む 三碧木星の人は経験で磨かれる
三碧木星（さんぺきもくせい）の人は、とにかく賑やかで話すことが好きです。
九星で一番短気な性格をしているのですが、二黒土星の人と同様、後に引きずることはありません。
そしてそのせいで、じゃっかんうそつきの傾向もあるようです。
楽しくお話しているうちに気持ちがノってくるのでしょう。
ついつい、ありもしないことを口にしてしまいます。 続きを読む 三碧木星の人はうそつき？
四緑木星（しろくもくせい）は、九星では4番目の星です。
三碧木星と同じで、“木”の性質を与えられていて、一見大木のような逞しいパワーを感じさせるのですが、内面は非常に柔和で人との和を大切にする平和な人です。
相手の気持ちを読み取るのが上手なので、必然的に周囲から一目を置かれるようになります。
しかも嫌味がないので、気配りも至ってナチュラル。
わざとらしい押し付け感もないので、人を説得するのも非常に上手です。 続きを読む 四緑木星（しろくもくせい）の人の性格
四緑木星（しろくもくせい）と相性のいい九星は、基本的には三碧木星と同じです。
それはご存知の通り、2つの星は同じ“木”の性質だから。
相手から助けられる関係になりやすいのは、一白水星の人。
水は木を育ててくれます。
そのことから、相手はあなたに手助けをしてしまいたくなるという傾向があるようです。 続きを読む 四緑木星と相性のいい九星
四緑木星（しろくもくせい）の人は、とにかく人間関係を大切にする人です。
真面目なので、世のため人のためと無欲で貢献していくことのできる徳を備えた人ですが、そのため自分の利益になることに関しては無頓着なところもあるようです。
また、相手にいいように使われて終わってしまうということも決して少なくはありません。
外見が強そうに見えるだけに、タフな印象を抱かれやすいのかもしれませんね。
しかし、内面は繊細で優しい気質に溢れていますから、相手に騙されたり利用されてしまったときには、結構大きな喪失感を抱くことになるはず。 続きを読む 四緑木星の人は良妻賢母タイプ
四緑木星（しろくもくせい）の人は、他人の言動に惑わされることは少なく、自分の思いを貫ける強さも持ち合わせています。
しかし、同時に物事に対する執着があまり沸いてこないというタイプで、目標が中途挫折に終わってしまうこともあります。
のんびりした人なので、それでも構わないと思われる人が多いのですが、あともう少し手を出せばもっと完成度の高い結果を得ることができるというときに行動することを止めてしまうので、周囲は「何ともったいない・・・」と歯がゆい気持ちになるのです。
のんびりとしていて他人を大切にするぶん、自分で決断する力が弱くていつも風に揺れているというようなところがありますから、若い頃は育ちのよいお坊ちゃん・お嬢ちゃんのような雰囲気をしていることもあります。 続きを読む 四緑木星の人は飽きっぽい？
五黄土星（ごおうどせい）は、九星で5番目にあたる星です。
“土”の性質を与えられていて、豪快で頭領の器を兼ね備えた人です。
周囲を大きく巻き込んで大きな渦を作るか、反対に周囲に形成されている流れの中で耐え忍ぶか・・・といった両極端なタイプに分かれます。
若年期に家庭が不安定であったりして苦労した人は、社会に出ると多くの人の信頼を得るような人格者となりますが、逆に正面から苦労を受け止めることのできなかった人は、歳をとってからも周囲の信頼を得ることができません。
これを読んで心配になった五黄土星の人は、きっと大丈夫だと思います。 続きを読む 五黄土星（ごおうどせい）の人の性格
五黄土星（ごおうどせい）と相性がいいのは、“土”の存在を生じてくれる火の存在、九紫火星（きゅうしかせい）です。
相手は五黄土星の人にとって何かと頼りになることが多いのですが、それに甘んじることなく、常に感謝の気持ちを表していくようにしてくださいね。
次によいのは、あなたが相手の性質を生み出す六白金星（ろっぱくきんせい）と七赤金星（しちせききんせい）です。
相手はあなたのそばで、のびのびと羽を伸ばすことができるでしょう。
相生（あいしょう）の関係に当たるのは以上の3つの星です。 続きを読む 五黄土星と相性のいい九星
五黄土星（ごおうどせい）の質を考えてみましょう。
「五黄」は黄色をさしています。
そして、「土星」は土の性質を表しています。
想像してみると、五黄土星の人はまるで大きな砂嵐のような存在です。
万物を腐敗へと追いやるほどの、大きな力を持つ黄色い砂塵が、周囲の景色を飲み込んでいくところを想像してみてください。 続きを読む 五黄土星は大きな影響力を持つ人