Categories: 北欧神話

北欧神話!ロキとオーディンはコインの裏表

すべて終わったと思われた世界から1本の木が再生します。

この木は9つの世界を支えていた世界樹、宇宙樹であるユグドラシルと言われており、続いて最高神オーディンの息子、ロキの奸計によって死んだパルドル、それからパルドルに矢を射ったヘズが蘇ります。

2人の神様はアースガルドにあったイザヴェルという土地に住んで世界を再生、さらに天に存在し、業火も届かないギムレーという場所に隠れていた2人の人間、リーヴとリーヴスラシルが地に舞い降り、ラグナロク後の人間社会の礎になった、という話。

これが北欧神話のおおまかな粗筋です。

じつは横糸が何本もあって、それらのエピソードも粗筋同様、じつに人間臭い話で面白いので、興味を持たれた方はぜひ、ご自身で北欧神話を紐解いてください。

北欧神話はギリシャ神話に比べると陰湿で寒々しい、と感じる人もいます。

確かにギリシャ神話で全能ゼウスは最後まで最高神でしたし、ゼウスが善とされる部分が目立ちます。

北欧神話は神々が正しいとは描かれていませんし、実際、最高神オーディンと巨人族ロキ、どちらもコインの裏表のような存在といえるでしょう。

その意味では北欧神話の方が人間に対する暗喩を含んでいるといえなくもありません。

どちらが好みかは、貴方次第。

スペクタクル巨編のアメリカ映画対人間ドラマ重視のフランス映画、みたいな構図ではありますが。

関連記事(一部広告含む):

gluck

Share
Published by
gluck

Recent Posts

復縁のためのアファメーションの言葉

恋人や夫婦でも、別れてしまった…

5か月 ago

恋愛成就のアファメーションの言葉

恋愛をすると臆病になってしまう…

5か月 ago

人と出会えるアファメーションの言葉

独身の人、恋人のいない人、『な…

5か月 ago

営業職の方に役立つアファメーションの言葉

どんな仕事でも大変ですが、中で…

5か月 ago

アファメーションで立身出世

会社でただ漠然と仕事をしていて…

5か月 ago

就活に役立つアファメーションの言葉

就職活動を始めるときは、明るい…

5か月 ago