図工気分、図工感覚で試作品の製作をするとよい、と述べた。感覚的にはそういうことなのだが、試作をするうえでの材料や道具は、発明やアイデアの内容によって違う。なかには、ほとんど材料がいらないものもあるかもしれない。反対に、多くの素材を要求されるものもあるだろう。
しかし、材料といっても、試作品の段階では、その発明アイデアが商品化されたときのような立派な材質を使う必要はない。その材質が、発明の効果と関係する場合は、試作品にも同じ材質を使う必要があるが、そうでない場合、試作品を構成する材質には安価で作成しやすいものを用いるべきだろう。つまり、発明が商品化されるときには金属であっても、試作品も金属である必要はないのだ。もっと安くて、作りやすい厚紙やプラバンでもよいだろう。 続きを読む 発明サンプル品の材料選び・試作のコツなど!アイデアを形にする