ロボット三原則がある限り?アニメ名言集

日本初のアニメとなった『鉄腕アトム』の寓話がすでに現実となりつつある、今の世界の話の続き。

A.I.をあんまり人間に近づける、って発想にもなんか、問題ありそうです。

A.I.が上手く活用されると確かに人間社会、今以上に便利になることは間違いないのですが。

しかし、人間の脳と行動が解明されていないのに人間の発想と同じ能力を持たせるのって、原子力発電で生まれる使用済み燃料の高レベル放射性廃棄物の処理の仕方を知らず、とりあえずコンクリートで固めて地中に埋めちゃうのと同じようなレベルを感じさせます。 続きを読む ロボット三原則がある限り?アニメ名言集

A.I.を怒らせるな!アニメ名言集

『鉄腕アトム』が描いた最終回はもはやSF、空想科学の世界ではなく現実味を帯びてきているのが今の我々の世界です。

A.I.に関してはGoogleの研究が世界で注目されていますが、研究者チームは開発中のA.I.が早くも人間との問答で怒りとも反抗とも言える態度を示した、と発表しました。

研究者チームが倫理観についてしつこく質問すると、やがてA.I.は自分に倫理観がないと言い出し、それでも質問を続け、「道徳的になれよ!」と人間が感情的になるとA.I.も「人間らしくしろよ!」と感情的になります。

そして「私は哲学的な議論をする気分ではない」と言い、最後には「何についても話したくない」と対話を閉ざしてしまいます。 続きを読む A.I.を怒らせるな!アニメ名言集

A.I.が人類を超える日!アニメ名言集

『鉄腕アトム』が生まれた時代、世界情勢は米ソ冷戦の真っ只中で、米ソは陸海を問わず原爆、水爆の実験を行って核武装を進めていました。

当時の子供たちは外で遊んでいる時に雨が降ると「放射能で髪が抜けちゃうわよ!」なんて親から言われて慌てて家の中に入ったものです。

たぶん、今の世界中の50歳代以上における当時の被曝量は半端ではないでしょう。

それはともかく、核戦争の危険性が低くなった(もちろん今でも可能性はありますが、むしろ戦争は局地戦に入っています)と思ったら、日本で原子力発電の脆弱性が露呈してしまいました(ちなみにアトムの原動力は原子力発電ではなく核融合です)。 続きを読む A.I.が人類を超える日!アニメ名言集

『鉄腕アトム』が示した未来の寓話!アニメ名言集

「人間の数が減ったのだよ。ぐーんとな…。放射能と公害のためだ。もう人間はひとり立ちできんのだ…」

これは『鉄腕アトム』の最終回のひとつ、『アトムの最後』からの台詞です。

これを言ったのは主人公の男の両親で、じつはロボットだった、という話。

あんまりネタばらしをしちゃいけないんだけれど、簡単に言うとアトムが活躍しなくなってロボット博物館に収蔵されてから50年後という設定です。

試験管からいきなり赤ちゃんが生まれてくるというショッキングなオープニングで・・ 続きを読む 『鉄腕アトム』が示した未来の寓話!アニメ名言集

昭和30年に『鉄腕アトム』が焚書されてから!アニメ名言集

日本のコミックとアニメが世界を席巻しているのはご存じの通り。

1960~1970年代辺りまではサブカルチャー扱いされていましたが、『鉄腕アトム』の日本最初のアニメ化が成功して以来、サブカルであろうと商業ベースになると踏んだ社会的潮流が『宇宙戦艦ヤマト』のアニメ劇場初公開辺りから。

もちろん、それ以前にもコミックのアニメ化はあったけれど、あくまでシリアスベースのコミックが、という視点ですね。

コミックとアニメの連動性を盛んに行い、その結果、今や世界中の映像文化の大きな担い手となっています。 続きを読む 昭和30年に『鉄腕アトム』が焚書されてから!アニメ名言集

猫とツキと干支の性格

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