Categories: 潜在意識の力

フロイトが説く無意識

SUBCONSCIOUS、日本では一般的に潜在意識と言われる精神分析学の無意識はオーストリア人の精神科医、ジークムント・フロイトによって定義されました。

時代は19世紀中頃。

フロイトの残した業績について書いていたら枚挙に暇がありませんが、心的外傷やPTSDなどの概念的病巣はSUBCONSCIOUS(無意識)に封印した内容を回想して言語化することで症状は消失する、という現代の精神医学でも用いられる療法を考えだした業績を見れば、フロイトの功績が図り知れるというものでしょう。

フロイトの根底には生物学や唯物論といった科学的、医学的な考え方があり、脳神経の働きと心の動きの連動がすべて解明されれば人間の無意識の存在だけでなく、両方の働きがすべて実証できると信じていました。

この考え方、150年を経た現在において少しずつ立証されています。

残念ながら150年を経ても、まだ脳は完全に解明されていませんが、それでも脳の働きが心の動きについてどのように作用しているのか、遺伝子的見地などとも併せて分かるようになってきています。

20世紀に入り、このフロイトに傾倒したのがカール・グスタフ・ユング。

スイスの精神科医としてスタートしますが、のちには心理学者としての地位を確保します。

ユングは一時、フロイトの無意識を始めとするフロイトの概念に関心を抱き、またフロイトもユングの持つ概念に賛同して蜜月時代を築きますが、やがて概念の細部による違いから2人は反発、2人の蜜月時代はわずか7年という短い期間で破綻しました。

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