思いつきだけの人!アイデアを権利化する

自他ともに発明家とされながらも、これまでに発明で成功したタメシがない人にも、なんらかの共通点があるようだ。つまり、「発明で成功しない人」もまた、いくつかのタイプに分類されよう。

そこで、ここからは発明で成功しにくい人のタイプを取りあげ、それぞれを解説していくことにしよう。それらのタイプが、自分に当てはまることはないか、注意しながら読むとよいだろう。 まずは、「思いつきだけの人」というのを挙げることにする。

自称「発明家」と名乗る人には、たしかに思いつきのよい人が多い。しかし、アイデアを次から次へと出すわりには、それら一つ一つについて、じっくりと吟味しないことも多い。

こういう人は、「思いつきだけの人」であって、成功はしにくいといえよう。一つのアイデアの効果を最後まで検討・確認しないうちに、もう他のアイデアに飛びついているので、いわば浮気性である。

「自分がいかに、いろいろなアイデアを持っているか」を他人にひけらかし、アイデアの安売りをするので、周りの人は「もう、うんざり」と閉口するばかりだ。こういうタイプの人は、自分がアイデアマンであることを証明するためだけに、特許書類をいくつも出願していることが多い。

しかし、そうした特許書類に記された発明の内容も、思いつきが主体であり、よく検討されたものではないので、いわゆる「珍発明」であったり、あるいはトンデモ本ならぬ「トンデモ発明」の類となってしまう。

出願された特許書類は、認められるかどうかは別として、とにかく受理だけはされるのだ。受理はされても、発明が評価されたわけではないのだ。「思いつきだけの人」は、口を動かす前に、まずは少しは手も動かして(つまり、試作をしてみるとか)、その思いつきが実際に効果的かどうかを、自らの目で確かめてもらいたい。

その後に口を動かしても遅くはないはずだ。そのほうが、周りの人も興味深く聞くことだろう。

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