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ギリシャ神話!天球を抱え続けるアトラスの物語

ギリシャ神話は全能の神ゼウスが異形の王デュポンを倒したところまでを大きな粗筋としています。

もちろん、その後の神話の数々も興味深く、また複雑に入り組んだ相関図と時系列を持っていますが、この辺で少々、神話の横糸を紹介しましょう。

これまでの粗筋のなかでも気になって仕方がないところがあります。

たとえば、今でもアトラスは球体の天空を支え続けているのでしょうか?

筋肉質の巨躯を老人のように曲げて、重い天球を抱えて辛そうな顔をしているアトラスがかわいそうと思う人もいるでしょう。

では、アトラスの顛末記の始まり。

世界の西の果てで天球を支え続けるアトラスの唯一の慰めは、黄金の林檎が実る木々を守るヘスペリデスの園の実娘たち。

今日も娘たちの笑顔に癒やされながらも天球を担いでいると、目の前に屈強な男が表れます。

男の名前はギガントマキアで大活躍して一躍有名になったヘラクレス。

ヘラクレスは12の難業のひとつ、ヘスペリデスの園から黄金の林檎を持ち帰るためにやってきたのでした。

ヘラクレスはヘスペリデスの園がどこにあるか知りません。

そこでアトラスに訪ねます。

「アトラス殿。聞けば黄金の林檎が実るヘスペリデスの園を守っているのは貴殿の娘と聞く。そこで頼みがあるのだが、しばし私が天空を支えているのでアトラス殿が黄金の林檎を持ってきてくれぬか?」

To be continued.

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