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4級でもけっして易しくない世界遺産検定

いくら大学入試で優遇されたり旅行業界に入る時は有利になったり、と言っても世界遺産のことを学んでいる暇があったら少しでも入試や入社のための準備をした方がいいだろう、との思いもありますが、じつは世界遺産検定、着実に受検者の数を増やしています。

2006年には4,528名しか受検していなかったのに右肩上がりで増え、2013年には16,380名、2014年には一気に21,227名にも達しています。

検定が始まった当初は年に2回だった試験も2015年は年に4回まで増え、人気の高さを物語っているといえます。

ちなみに4級辺りはそれほど難しくないらしく、第16回(2014年7月実施)では560名の受検者がいて467名が認定、つまり83.4%が合格しています。

ちなみにどんな例題があるのか、というと、

◯白神山地に生息する絶滅危惧種の生物は何でしょうか?

1.クマゲラ
2.ヤクザル
3.イグアナ
4.セーブル・アンテロープ

…ちっとも簡単ではないですね。

ちなみに正解は1.クマゲラですが、イグアナはまだしも、なぜいきなりセーブル・アンテローブなんでしょう。

そもそも、セーブル・アンテローブってどんな動物なんですか?

なかなかお茶目な問題が出てくる4級検定です。

例題の中からもっとも易しそうな問題を選びましたが、ともかく生半可な知識ではけっして受かりそうもありません。

4級だからといって侮らないように。

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