特許事務所から嫌われるタイプ!特許のプロを味方につける

特許事務所に相談に訪れる人の中には、幾つかの(ちょっと変わった?)タイプがあるようです。それらに共通しているのは、自分の「我」ばかりを、強く押し通そうとする傾向にあること。

あまりにも(変に)変わっていると、依頼人(顧客)であることさえ、拒絶されてしまうでしょう。それらのタイプをザッと挙げてみると、だいたい以下のとおり。

【任せっきりタイプ】

「じゃあ、あとは任せたから、なんとか権利化できるよう、頑張ってくれたまえ」といった感じで、最初にアイデアの概要をほんの少し話しただけで、(簡単な図面や資料は置いていくにしても)その後は「われ関せず」という態度の人。

後日、発明の内容について聞きだそうと、電話を掛けても「もう、書類や図面は渡してあるから、説明することはない」といった調子。

こういう人からは、なかなか発明の正確な内容がつかめないため、特許事務所側でも苦慮することに。

【勘違いタイプ】

「これこれ、こういう素晴らしいアイデアがあるんです。是非ともそのアイデアを形にしてください」と、このように言うだけで、その具体的な原理や構造を示そうとしない人。

たとえば「陸上を走る車と、海中を潜行する潜水艇と、空中を飛ぶ小型飛行機の、3つを兼ね備えた乗り物があれば、とても便利であること間違いなし。こういったものを思いついたので、是非ともそれを発明として権利化してほしい」といっているようなもの。

当然のことながら、こういうものは発明とはいえない。「発案」以前の、「思いつき」といったレベルだ。そんなものを、発明として権利化してほしいなど、勘違いにも程がある。

【思い込みタイプ】

自分の発明がとても素晴らしいもので、それが実施化された暁には、富と栄誉が約束されているものと強く思い込んでいる人。

それだけ思い込みが強いので、「自分の発明が、特許にならないわけはない!」と考えている。もし、特許にならなかった場合は、「出願書類を作成した側か、あるいはそれを審査した側に問題があったのだ!」とでも言い出しそうな、嫌な雰囲気も漂わせている。

こういうタイプの相談者も、特許事務所にとっては、とてもやりにくい人として映るだろう。

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