「デザイン整理術」カテゴリーアーカイブ

片付けることは負のイメージ?デザイン整理術

『片付けられない女』とか『断捨離』などという言葉が流行るほど、整理整頓が苦手な人は多いようです。

どちらの言葉も重いですね。

『片付けられない女』の背景にはADHD(注意欠陥・多動性障害)という病気が潜んでいますし、『断捨離』はヨガの修行を表す言葉とか。

なんだか負のイメージや苦行のようなツラさが感じられてしまいます。 続きを読む 片付けることは負のイメージ?デザイン整理術

デザインの基本は使って快適なこと!デザイン整理術

ただ、単に掃除をしてものを片づけても、すぐに散らかってしまう。

そこに快適さのデザインがありません。

快適な部屋というのは機能的でなければならないのです。

忙しい時こそ、機能的であれば必要なものをすぐに取り出せ、よけいなものをしまうスペースを身近に用意しておけば効率のいい行動ができ、散らかる心配もないわけです。

これは部屋に限ったことではありません。 続きを読む デザインの基本は使って快適なこと!デザイン整理術

デザイン整理術はライフスタイルを基準に考える

もし、ものを片付けて機能的にするだけだとしたら、とても味気ない部屋になってしまいますね。

これはデザインではなくただの整理にしか過ぎません。

機能に加えて、その人の持つセンスが含まれていなければ快適な空間にならないでしょう。

整理された部屋は誰が住んでも同じ。

センスが生かされてこそ個性的でその人が快適とする空間が生まれるのです。 続きを読む デザイン整理術はライフスタイルを基準に考える

整理の基準は概念でも物理的でもOK!デザイン整理術

ライフスタイルという抽象的な概念をどのようにデザインするのかはその人次第です。

イメージ的なものでも構いませんし、物理的なことでも問題ありません。

本人が『これが自分のライフスタイルを具現化した部屋のデザインだ!』と言ってしまえばいいだけのことですから。

ただ、基準は必ず自分のなかで設けるようにしましょう。 続きを読む 整理の基準は概念でも物理的でもOK!デザイン整理術

部屋の整理もダイエットのようにシェイプアップ!デザイン整理術

部屋の整理はダイエットに似ています。

自分の理想の体重に近づけるためのシェイプアップですね。

たとえば5年間でついた余分な脂肪を1ヶ月で落とそうとすれば、体に負荷がかかってリバウンドは確実。

同じように1日で散らかった部屋なら短時間の掃除で済みますが、1年間も放置したままの乱雑を短時間で済まそうとすれば、必ず未整理部分が出てきます。 続きを読む 部屋の整理もダイエットのようにシェイプアップ!デザイン整理術

部屋本来の目的を再確認する!デザイン整理術

部屋をデザインするためには、それぞれの部屋の目的を明確にすることから始めます。

たとえばキッチン。

料理の支度から後片付けまで行う場所ですね。

この動作を快適にするためには、安全性の考慮、動線の確保、行動の効率、収納の空間を優先することから始まります。 続きを読む 部屋本来の目的を再確認する!デザイン整理術

動線を明らかにして効率を考える!デザイン整理術

部屋のデザインをするにあたって、前述したように動線の確保はとても重要です。

たとえば機能的なデザイン設計されているオフィスでは、動線の最低ラインはメインの通路幅を1.2m、壁面に接したデスクではデスク後方を1.4m、デスク間のスペースは1.8m空けることで快適さが確保されるといいます。

これは肩幅45cmを基準として圧迫感のない空間演出から計算された値。

オフィスは不特定多数が出入りする空間ですからこれだけのスペースが必要になりますが、自宅でこれほどのスペースを取る必要はありません。 続きを読む 動線を明らかにして効率を考える!デザイン整理術

行動機能密集ゾーンを分散するために!デザイン整理術

動線で圧迫感のある空間を発見する方法はとても簡単です。

マーカーのラインが同じ場所を何度も通っているとしたら、そこには行動するための機能が集中している証拠。

機能のための道具類が集中していませんか?

ここはいわば行動機能密集ゾーンですね。

逆に現在の間取りのままで引かれたマーカーの位置で、動線があまり引かれていない空間はありませんか? 続きを読む 行動機能密集ゾーンを分散するために!デザイン整理術

まずはデッドスペースの整理から!デザイン整理術

整理する手順はどうしても目について効果がはっきりと分かるところから始めようとします。

これも整理という苦痛から逃れるための心理ですね。

いつも使う場所を整理すれば見た目がきれいになって整理したという達成感を得られます。

けれど、これは順序が逆。

本当に整理するためには、まず不要なモノを置くスペースが必要なのです。 続きを読む まずはデッドスペースの整理から!デザイン整理術

処分はスペースを取っている大きなものから!デザイン整理術

ゴミは仕分けしないと出せませんね。

そこで、整理の苦手な人が必ずハマることがあります。

心当たりは誰にでもあるでしょう。

仕分けの品、ひとつひとつを吟味してしまうこと。

この時間、整理にとってはもっとも余分のように思えるのですが、これはこれで楽しい時間ですよね。 続きを読む 処分はスペースを取っている大きなものから!デザイン整理術

エントロピーの増大を部屋に当てはめてみる!デザイン整理術

整理の苦手な人はゴミの出し方も下手です。

整理を後回しにすれば当然、ゴミを出すことはもっと後回し。

分別することも苦手ですから溜まる一方になり、これがひどくなるとゴミ屋敷になってしまいます。

まさにエントロピーの増大です。

熱力学の第2法則を応用してみましょう。 続きを読む エントロピーの増大を部屋に当てはめてみる!デザイン整理術

素敵なゴミ箱を多く配置する!デザイン整理術

ゴミの出し方が下手な人でもゴミが好きというわけではないと思います。

ではどうすればゴミの出し方が上手になるか考えましょう。

ゴミを出す場合でも動線を考える必要があります。

ゴミ箱が1ヶ所にしかないと、そこまでゴミを持っていくのを後回しにし、結局、ゴミを放置してしまいます。

まずゴミ箱の数を増やすこと。 続きを読む 素敵なゴミ箱を多く配置する!デザイン整理術