乙未(きのとひつじ)生まれの人の性格

乙未は、木性の陰干「乙(きのと)」と、夏の十二支である「未(ひつじ)」が一つになって成立している干支です。

干支(生まれた日)の算出法

干支番号は32番、「未」は真夏の十二支ですから、その上の「乙」ということで「真夏の草花」のイメージです。

水分が少なくと、どこでも逞しく生きぬいていくことが出来るため、乙未生まれの人は同じ「乙」の中でも一番したたかで打たれ強いといわれています。

道端にひっそりと咲く草花のように、派手さはありませんが、人々を安心させる何かを持った人ですね。

安定していて平均的な選択をする人ですが、その分、波乱には縁遠い日々を送ることが出来ます。

人の中に入っていくことを好み、義理人情も硬いので、人から受け入れられる機会が多いですが、基本的には頑固な性質を持ち合わせています。

ですので、周囲をいつの間にか自分のペースへと引き込んでしまいます。

目立たないようでいて、気がつくと話題の中心を握っているということが多いタイプです。

一風変わったセンスの持ち主だったりもするので、気の利いたジョークを言うのも得意なほうではないでしょうか?

乙未生まれの人は、長男・長女に生まれると本来の力を発揮しやすいです。

これは、本能的に働いている「守りの性質」のため。

守られる側(次男・次女以降)だと、自分の才覚を自覚しにくいのですね。

とはいえ、それは活動する環境によって若干差が出てきます。

地味なように見えて、芯が強く存在感のある人。

乙未の人は、したたかで、不安定を嫌う保守派です。

関連記事(一部広告含む):