泣くということの効能

リラックスする方法のひとつとしてお勧めしたいのが、思いっきり泣くことです。

とくに男性。

最近の若い男性は泣くことに抵抗ないのかもしれませんが、とくに中高年は「泣くな!」と教育されてきたので上手に泣くのが苦手です。

しかし、泣くという行為、それも声を上げて号泣することはストレス発散に最適な行為なのです。

悲劇的な出来事が身に起こると人間は感情が刺激されます。

上手に泣ける人は悲劇的な出来事で刺激された感情、悲しいという気持ちを泣くことで排除するのですが、泣くことが下手な人はじっと感情を抑制、それを溜め込んでしまいます。

この溜め込まれた感情は、同じような状況の悲しいドラマやニュースを見ると感情が刺激され、溜め込むタイプの人は悲しみを増幅させてしまい、やがては精神的な澱のようになって悲しみに対して無を装う対処を取るようになります。

しかし、思いっきり泣くというのは、この溜め込んだ澱のような悲しみの感情を排除する行為なのです。

いわゆるカタルシス効果ですね。

泣くことが上手な人は悲しみを溜め込まず、泣いてカタルシスを得て、その後は妙にさっぱりとして気分転換を行っています。

中高年の男性、家人がいない時に一度、泣ける映画でも借りてきて誰もいない部屋で思いっきり号泣してみてください。

ストレスが発散できて家人にもやさしく接することができるはずですよ。

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