厄祓いの神様やご本尊、他にもいろいろありますが、とりあえず最後を飾るのは真言密教の開祖、弘法大師こと空海です。

真言宗の総本山である高野山には奥の院があり、そこに入定(にゅうじょう:生死の境を超えて弥勒出世の時まで衆生救済を目的とし、即身仏となること。

真言宗の究極的修行)した弘法大師は今なお、禅定(禅定:仏教で心が動揺しなくなった一定の状態のこと)にあると信じられており、維那(ゆいな)と呼ばれる仕侍僧が衣服と二時の食事を給しています。

空海は僧でありながら数々の伝説を残していることでも知られています。

たとえば東京の清水稲荷では病気の子供を持つ親が空海に懇願したところ、空海が独鈷で地を突くと霊水を湧かし、それを子供に飲ませると病が治った、とか、修善寺では岩盤を独鈷で突いたら熱湯が湧いて薬湯になった、とか。

神様やご本尊と違って実在の人物だっただけに厄祓いの霊感も一際強いように感じられます。

ただし弘法大師、旅の途中では宿を貸してくれなかったり水を飲ませてもらえなかったりした相手には、その霊力を使ってこっぴどい目に遭わせているので、ご信託があったら素直に聞きましょうね。

弘法大師に厄祓いをお願いするのであれば、真言宗のお寺に行きましょう。

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