甲斐に武田信玄公がいれば越後には上杉謙信公がいます。

「吾れ好敵手を失へり。世に複たこれほどの英雄男子あらんや」

これは「日本外史」に記された上杉謙信の言葉で、食事中に武田信玄の死を聞いた謙信公は箸を落として号泣した、と言われています。

軍神と恐れられた謙信公と信玄公は5回に渡る川中島の戦いでライバル関係としてよく知られていますね。

そして謙信公と信玄公のエピソードで有名なのが塩を送る話。

1567年、信玄公は今川氏との同盟を破棄、駿河進出を企てた時、今川氏真は経済封鎖として塩止め政策を行います。

甲斐・信濃は海に面していないことから塩が取れず、塩を他藩に頼らなければなりません。

苦しむ領民を見て謙信公は氏真の行動を非難、武田領地に適正価格で塩を送ると、信玄公は感謝の印として福岡一文字の名刀「弘口」を一振、謙信公に送りました。

この名刀は重要文化財に指定され、現在は東京国立博物館に所蔵されています。

また信玄公亡き後、家臣が武田侵攻の好機と意見したところ、「勝頼(信玄公の庶子)風情にそのようなことをしても大人げない」と侵攻を果たしていません。

この2人の武将のエピソードは、男なら誰でも羨ましく感じるライバル関係ですね。

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