『ツキ』を欲しがる人への商売としては、前述したパワーストーン系はマシな方と言えます。

なぜなら『ツキ』の可能性を与えて『安心させる』商法だからです。

商品を買って『ツキ』が呼び寄せられなかったとしても、商品が存在し、しかも適正価格の範囲内(個人的な感覚の違いはあるにせよ)なので訴えられる心配がありません。

しかし『ツキ』を欲しがる人へ不安を与えて儲ける商売があります。

それが詐欺師です。

または一部の新興宗教であり、一部の占師ですね。

これらの詐欺師は、誰にでも当てはまる言葉(これをフォアラー効果といいます)を最初に言って相手を信頼させ、その後に不安をかきたて、不安を解消するために法外な商品を売りつけたり寄付を要求したりします。

たとえば振り込め詐欺では、離れて暮らす子供の不安を持つ親に「オレオレ」で信頼させ、その後に子供の不始末で不安を現実化させて煽り、振り込ませることで「不安は金で解決できる」と思い込ませるわけです。

途中で警察とか弁護士とか、権威的象徴を出してくるのも不安を煽る材料です。

『ツキ』の商売相手になるのも本人の自由ですが、不安を煽って最終的に法外な金額を要求してくる商売は、『ツキ』どころかすべて偽物、と思った方が確実です。

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