二元性の間で揺れる乙女たちへ

女が男に愛の告白をするバレンタインデー。

なんとも前時代的です。

それに、いかにもモテない女のために情けをかけられたイベントの匂いがプンプンします。

モテる女は放っておいても男から愛の告白をしますし、アクティブな女はバレンタインデーなんてトリガーがなくても頻繁に男へアプローチをかけています。

プライドの高い女であれば、ましてバレンタインデーに意中の男へチョコレートなど贈らないでしょう。

言ってみれば、これが、現在の日本の恋愛事情であり、バレンタインデー事情とも言えます。

マクロミルというリサーチ会社がアンケートを取ったところ、「愛を伝える日」と考えている女性は全体の25%しかいませんでした。

もっともサンプルが20代から40代と年齢層がやや高めなので、当然の結果ともいえるのですが。

世の中の女性も成熟したものだ、と感心すると同時にドライな気分にもなりますね。

恋愛はモテる、モテないの二元性だけでないから難しく、また面白くもあります。

モテても意中の人を射止められなかったり、モテていることを実感していなかったりする人、意中の人がいるのにアクションを起こせなかった人、そして後悔する人、二元性の間でウロウロする多くの人、こんな世相だからこそ、ドライに反する行動を取ることによって、意外性という味付けを恋愛に加えることができると思いませんか?

バレンタインデー、ロマンチックにドキドキを演出しましょう。

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