日本初のアニメ『鉄腕アトム』の寓話でいきなり重い話を展開してしまったので、次は日本アニメ史上に残る傑作『ドラえもん』の話に変えましょう。

こちらも空想科学とロボットが根底にありますが、のび太の日常的社会との関わりが大きく、SFといってもファンタジー系(その後は冒険譚などありますが)で、個性成長が主題となっているだけに名言集も多く存在します。

といっても、『ドラえもん』は連載当初、小学校低学年向けに作られていたのでギャグ色が強かったのですが、読者の成長に合わせてストーリーも変化、『ドラえもん』が単なるギャグものからシリアスを交えた友情ものに変わったのは1980年代に入ってからのことでしょう。

つまり現在の30~50歳の大人の中には、確実に『ドラえもん』と一緒に育った層が多く存在するわけですね。

最近、『ドラえもん』がCGで登場するCMが多くなりましたが、これは確実に創る側も訴求する対象も大人になった『ドラえもん』育ち層を意識してのことです。

大人になった『ドラえもん』育ち層がCMを見て、思わず懐かしい気持ちになって商品の好感度を高める、という寸法です。

あざといですねー、CM界。

フレディ・マーキュリーが歌う『I Was Born to Love You』のCMソングを聞いてアサヒビールを買っちゃう奴が言えることではありませんが。

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