「ユニーク資格」カテゴリーアーカイブ

中央義士会が認定する忠臣蔵検定

歴史のマイナー的検定、「新選組検定」だけではありません。

たとえば上越商工会議所内にある上越市検定実行委員会が行っている「三城物語」検定。

上越地方にある高田城、福島城、春日山城の歴史から出題される検定で、初級と上級があり、満点合格や点数上位者には上越地方の新米コシヒカリや地酒などの特産品がプレゼントされるそうです。

この上越市検定実行委員会、以前には「上越市謙信・兼続検定」も行っていましたが現在は終了しています。

「三城物語」検定もいつ終わるか分からないので興味のある人は早めに申し込みをしましょう。 続きを読む 中央義士会が認定する忠臣蔵検定

睡眠不足に悩まされている人のための検定

健康面でも実際にはたいして役には立たないけれどユニークな資格がいっぱいあります。

そのいっぱいの中から見つけたのがこれ。

一般財団法人、日本睡眠改善協議会が実施している「睡眠改善インストラクター」の認定です。

睡眠に関する科学的根拠を元にして快眠生活を得るための具体的方策を啓蒙すると同時に、睡眠関連産業の発展に寄与する人物を育成するという目的で作られた一般財団法人で、インストラクター認定の講座は年2回開催され、3日間の講習を受けた後、最終日に認定試験が行われます。

睡眠改善インストラクターの育成講座内容を見ると、総論から始まって睡眠中の生命現象や睡眠と生体リズム、睡眠障害や睡眠改善技術、さらに睡眠相談や評価技術まで多岐に渡っており、充実した内容となっています。 続きを読む 睡眠不足に悩まされている人のための検定

寝具を研究する団体が認定する睡眠環境診断士

睡眠に関する資格、ユニークで睡眠改善インストラクターだけかと思ったら意外にありました。

特定非営利活動法人の日本睡眠環境研究機構が行っている睡眠環境診断士もそのひとつ。

この機構は全日本寝具寝装品協会が寝具そのものの研究と寝具の性能や評価、さらには寝具と人間の眠りについて総合的に研究する機関として設立されています。

したがってユニークというよりかなり専門的。

睡眠環境診断士の認定は年2回行われており、3日間の講習の後、認定試験が行われるという睡眠改善インストラクターと同じシステムになっています。 続きを読む 寝具を研究する団体が認定する睡眠環境診断士

ダイエット関連の検定

今の日本人、睡眠不足と並んで、というよりも何より問題視され、かつ商売になるのが肥満対策、つまりダイエットですね。

痩せるためのサプリメントはアミノ酸だのペプチドだの酵素だの、とにかく何でもいいから難しい成分を表記して効能の機序には一切触れずにバンバン販売していますし、肥満解消の器具は使用前と使用後だけを並べて脂肪を落とす厳しい途中の期間を省き、いかにも簡単に痩せられるような表現をしてこれもまた、次々と新製品を登場させています。

資格の世界も同様に乱立気味。

中でもすごいのが一般財団法人の日本肥満予防健康協会で、肥満予防健康指導員初級資格に始まり、肥満予防健康管理士、ダイエットアドバイザー資格、ファスティングマイスター初級、美肌食マイスター、初級健康美肌指導士資格、何より驚くのが初級遺伝子カウンセラー! 続きを読む ダイエット関連の検定

ダイエットのアドバイザーでもっとも難しいのは?

ダイエットアドバイザーは日本肥満予防健康協会の認定ですが、ダイエットインストラクターは日本能力開発推進協会と日本ダイエット健康協会の2組織が認定を行っています(探せば他の団体もありそうですが)。

また日本インナービューティーダイエット協会ではインナービューティーダイエットアドバイザーを認定しています。

この中でもっとも難しい、というか取得するのが大変なのは日本ダイエット健康協会の認定で、まずはダイエット検定から始めなければなりません。

基礎知識を学ぶ生活アドバイザーが2級、これは自己の健康知識や友人、家族へのアドバイス程度に留まり、1級になるとプロフェッショナルアドバイザーと呼ばれ、職表レベルでの活用ができます。 続きを読む ダイエットのアドバイザーでもっとも難しいのは?

花火の美しさを啓蒙する花火鑑賞士

睡眠、ダイエットとキャリアアップにつながりそうな資格を紹介してしまったので、本来のあまり社会の役には立たないけれど、ユニークな資格に戻りましょう。

まず紹介するのは夏の夜空を彩る艶やかではかない花火。

もちろん打ち上げる方ではなく、花火師のサポーターとなる「花火鑑賞士」の資格です。

認定するのはNPO法人の大曲花火倶楽部で、試験会場に言って実際にオリエンテーションと講習を受講後、筆記とVTRによる花火鑑賞の実技試験が行われます。 続きを読む 花火の美しさを啓蒙する花火鑑賞士

夜景を啓蒙するなら夜景鑑賞士

夜空を見上げるだけの資格、「花火鑑賞士」以外にもあります。

一般財団法人の夜景観光コンベンション・ビューローが認定する「夜景鑑賞士」もそのひとつ。

一応、夜景を観光資源として捉え、地方自治体や旅行代理店、ホテルやレストランなどで活躍できる可能性があるとは謳っていますが、やはりこれも自己満足の世界、「夜景の魅力を知り、知識を深めることで生活に潤いをもたらしつつ」と、きちんと説明しているところに好感が持てます。

ただし2級、3級はWEB試験となるのでそれほど難しくはありませんが、1級になると会場に出向いて筆記試験をしなければなりません。

この1級に晴れて合格すると夜景マイスターの称号が与えられます。 続きを読む 夜景を啓蒙するなら夜景鑑賞士

ロマンチックな響きの星空案内人

花火鑑賞士に夜景鑑賞士と来たら、星空を外すわけにはいきません。

ちゃんとあります、「星空案内人資格」。

1990年にハッブル宇宙望遠鏡が打ち上げられてから宇宙の概念は大きく変わりました(それまで宇宙は縮小しているとか言ってたくせに、一気に膨張していると真逆な発見!)。

ISS(宇宙ステーション)の日本プロジェクト「きぼう」からは日本人アストロノーツが実験結果だけでなくカップラーメンのCMまで送ってくる時代になり、2010年には小惑星探査機「はやぶさ」が感動的帰還を果たして日本中を涙で溢れさせました。

今、星空は旬です。 続きを読む ロマンチックな響きの星空案内人

星空案内人は実技もある

「星空案内人」の資格について、詳しいことをまったく書いていないことに怒られそうなので、きちんと説明しますね。

資格の名前からロマンチックなもので、つい。

主催する団体はNPO法人の「小さな天文学者の会」から発展した星空案内人資格認定制度運営機構です。

「星空案内のボランティア活動を行うなら、まずこの資格(星空案内人のことですね)から、と言われるようになりたい」という、きちんとした志を持っている団体なので、認定までの道のりもけっして安易ではありません。

最初に講習を受けて認定されるのは星空案内人(準案内人)で、これは間口を広げる意味で簡単に認定されますが、カッコが取れた星空案内人の認定になると実際に天文台でボランティア活動をしながら実技を身につけ、最終的には星空案内の実際という実技に合格する必要があります(機構ではこれを「路上試験」と呼んでいるそうです)。 続きを読む 星空案内人は実技もある

日本を幸せにするバーベキュー検定

夜景や星空を見上げていれば、お腹が空くものです。

というわけではありませんが、今度は食の資格に移りましょう。

もちろんここで紹介するのは調理師免許だとか本格的ソムリエなどと実際の仕事に役立つものではなく、まずはユニークな内容がプライオリティです。

その筆頭は「バーベキュー検定」。

この検定を実施しているのは日本バーベキュー協会です。

協会の趣旨はバーベキューを通して新しいコミュニケーション文化を育て、バーベキューを通して人々を幸せにし、バーベキューを通じて人々が楽しく暮らせる日本にする、ということで、これらを協会3つの約束としています。 続きを読む 日本を幸せにするバーベキュー検定

貴方もカラアゲニストになりませんか?

日本バーベキュー協会があるなんて知っている人は少ないでしょうけれど、世の中、もっと驚く協会がいっぱいあります。

たとえば日本唐揚協会。

いや、冗談じゃなく本当にあるんです。

きちんと一般社団法人も取得しています。

唐揚が好きで唐揚を食べると幸せになれる人たちによって組織された団体らしく、唐揚に関する相談業務からコンサルティング業務、セミナーや講演等の教育活動その他いろいろを定款上の目的として上げており、どこまで冗談なのか分からない団体ですが、この活動のひとつとして上げられているのがカラアゲニストの育成で、唐揚検定に合格すると晴れてカラアゲニストになれるのです。 続きを読む 貴方もカラアゲニストになりませんか?

家の整理術が弱い人のために

いくらユニークであろうと、生活に役立たなければ意味がないと考えるのが女性。

今度は女性向けの日常に役立つ資格を紹介しましょう。

まずは特定非営利活動法人・一般社団法人のハウスキーピング協会が認定している資格です。

この協会もいろいろな検定を用意していますね。

まず日々の生活に役立てて自分の掃除力、整頓術のスキルを上げるのが整理収納アドバイザー3級。

半日程度の講習を受けるだけで認定されます。 続きを読む 家の整理術が弱い人のために